3行で分かる DJI OM 5 の実機レビュー!手ぶれ補正や撮影機能を検証しました
こんにちは。DJIインストラクターの深澤です。
先日、会社の後輩と「新宿駅からヒルトン東京にタクシーで乗り付ける遊び」をしました。タクシー代は800円くらいでしたが、非常に満足度の高い遊びでしたのでオススメです。
今回は、スマホ対応ジンバルスタビライザー DJI OM 5 の[デザイン]や[撮影機能]にフォーカスして、実機のガチレビューを行っていきたいと思います。
「OM 5 が気になってるんだよね……」「Vlogやってみたいなぁ」「スタビライザー使ってみたいけど、使いこなせるかな?」という方の参考になると嬉しいです。
前回の記事でスペックや価格については紹介していますので、速報レビューが気になるという方はコチラをご覧ください。
Vlogを3日坊主で終わらせないスマホジンバル
DJI OM 5 が出たぁぁぁ!新機能やスペックを紹介します
さらにお求めやすくなった先代 OM 4 のレビューはコチラ。DJI最新スマホジンバル『DJI OM 4』を徹底レビュー!!
手振れ補正機能や新撮影モードを試してみました!
さらに使いやすく進化した Osmo Mobile 6 はコチラ!
忙しい人向け:3行で分かる結論
OM 5 を使ってみた3行レビューです。
☆軽い
☆細い
☆これは買い
以上です。チェケラッ!!
別に“DJ深澤”は目指してませんが、気付いたら無意識のうちに韻を踏んでました。DJ松永とR指定は大好きです。
多彩な撮影モードを少しずつ詰め込んで、ファーストインプレッション風レビュー動画を作ってみました。特に「インカメラで撮影したときの背景のブレなさ」はびっくりです。
オモシロ撮影モード「スピンショット」も健在ですよ。
先代 OM 4 との大きな違いは?
約1年前に発売された DJI OM 4 と比較してみました。パッと見で、もう大きさの違いが一目瞭然ですね。こうなってしまうと OM 4 はもはや鈍器に見えてきます。
DJI OM 5 と DJI OM 4 、スペックの細かな違いを表にしてみました。
DJI OM 5 | DJI OM4 | |
ボディ構造 | 折りたたみ式 | 折りたたみ式 |
サイズ (展開時) |
264.5 × 111.1 × 92.3 mm | 276 × 119.6 × 103.6 mm |
サイズ (折りたたみ時) |
174.7 × 74.6 × 37 mm | 163 × 99.5 × 46.5 mm |
重さ | 290g | 390g |
追尾性能 (トラッキング) |
ActiveTrack 4.0 | ActiveTrack 3.0 |
ジェスチャー操作 | 〇 | 〇 |
ストーリーモード | 〇 | 〇 |
ShotGuides | 〇 | × |
内蔵延長ロッド | 〇(215㎜) | × |
カラーバリエーション | アテネ グレー/ サンセット ホワイト |
グレーのみ |
価格 | 17,930円 | 11,440円(DJI OM 4 SE) |
内蔵延長ロッドを含みながらも100gの軽量化、アクティブトラックのアップデート、ショットガイドやカラーバリエーションなどの追加が、大きな違いですね。ただし、価格も上がっていますのでどちらを取るかは悩みどころでしょう。
また、バッテリーの持ち時間も OM 5 が6.5時間、OM 4 は15時間と、倍以上違います。
コンパクトさを重視する方は OM 5、費用を抑えたり長時間使用が前提だったりする方は OM 4 がイイんじゃないでしょうか。ちなみにスマホを充電するための USB A端子は OM 5 にはありませんので、モバイルバッテリーとしての使用ができるのは OM 4 だけということになりますね。
写真モードもチェック
それでは「画角の違い」や「分身モード」について解説していきます。
画角の違い
まず、延長ロッドがめちゃめちゃ伸びます。
最長 215mmと背丈が2倍くらいに延びます。これだけ伸びると画角がどれくらい変わるのかも気になりませんか?
比較してみました。最長時の画角はDJI Pocket 2に近いものを感じますね。
また、長時間セルフィーをやってみて思いましたが、スマホだけを長時間持っていると本当に手が疲れます。しっかり握れる OM 5 を使うことで、疲労軽減やスマホ落下防止になるのではないかと感じました。
分身モード
パノラマ撮影をアレンジした「分身モード」なるものがあります。コチラは OM 4 にも搭載されている機能ですね。
ワンオペで撮影しました。
OM 5 をセットして、“カウントダウンに合わせてポーズを3回キメる”というなかなかの羞恥プレイでしたが、開店前の時間でしたのでイイ感じに撮れました。よね?
実際の撮影の様子はコチラです。やり方の解説や撮影の様子も動画中に含めました。
やっぱり気になるデザイン
では、今回は「アテネ グレー」を手に取って確認していきましょう!
まずはスマホを取り付けた状態での全体のデザインです。
非常にほっそりとした印象です。スキニージーンズ着用のパリコレモデル並みですね。
畳んでみました。
DJI から事前に機材提供を受けていたであろう、他のクリエイターさんも口にしていましたが、本当に小さくなりました。
“ポケットサイズ”と言っても過言ではないと思います。
ただし、男性のチノパンなら問題ないですが、女性のスキニージーンズのポケットではキチキチな感じになりそうです。メンズとレディースってポケットのサイズ違いすぎますよね。
ちょっと残念なポイントは?
折り畳んだ時、付属のスマホクランプを着けたままにしているとうまく収納ができないことです。
ただし、この問題は追加でアクセサリーを購入すればスマホクランプを卒業できますので、追い課金してスマートな使い方に進化させちゃった方が、ストレスフリーになるなぁ……と感じました。
折り畳みのたびにスマホクランプを外すと「外したこれ邪魔なんだが?どうすんねん」という感想が出てきましたので、このままではレビュー☆‐1って感じでした。
で、必要なアクセサリーが「磁気リングホルダー」です。
こちら、OM 5 を使っていないときもスマートな印象で、スマホスタンドにもなってくれる便利リングです。
ただし、「スマホケースには貼れない」と注意書きがありましたので、バンパーを使っている方向けとも言えますね。
というわけで、「OM 5+磁気リングホルダー」しか勝たん という結論に達しました。
実機はどこで見れるの?
今回ご紹介したほかにも、DJI OM 5 には新たに追加された機能がまだまだあります!引き続きスペシャルコンテンツで紹介していきますので、ご期待ください。
「そんなの待ってられない!」「今すぐ試して、買いたいんだ!」というアナタ、お待たせいたしました。DJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多 にて DJI OM 5 の実機展示を始めております。展示機ではお客様のスマホを取り付けてアレコレいじり倒した上で、在庫があればそのまま購入していただくことも可能です。ストアの在庫状況はお気軽にお問い合わせください。
新型コロナ対策のため、手指消毒剤や体温計もバッチリ準備して常時換気も行っておりますので、皆さまのご来店お待ちしております!