みなさん、こんにちは。セキドの平田です。2025年9月17日（水）21時に発表された最新ドローン「DJI MINI 5 PRO」。軽量ながらプロ仕様のカメラ性能を備え、空撮の常識を覆す革新的なドローンとして注目の一台です。

DJIドローンのエントリーモデルとして人気の「Mini」シリーズは、コンパクトながら高性能を追求し、初心者からプロまで幅広いユーザーに支持されてきました。

その最新モデルである Mini 5 Pro は、さらなる進化を遂げて登場。まさに “空飛ぶ Pocket 3” と呼びたくなる仕上がりです。 今回は、前モデル DJI Mini 4 Pro と比べてどこがどう進化したのか？実機を使って、その魅力と進化ポイントをわかりやすくご紹介します。

Mini 4 Pro からの進化ポイント

これまで「Miniシリーズ」は、7種類ものモデルが登場してきましたが、今回の Mini 5 Pro の登場により、ついに8機種目となりました。

まずは、前モデルの Mini 4 Pro と比較して、どのような点が進化したのかをご紹介していきます。皆さんに分かりやすくお伝えするために、スペック比較表をご用意しました。購入時に比較されることの多い Flip のスペックも併記しています。

ご覧の通り、スペック面だけでも圧倒的な進化を遂げていることが一目瞭然です。

それでは、これらの進化ポイントについて、項目ごとに詳しく掘り下げていきましょう。

カメラ性能の向上

待望の1インチCMOSセンサーを搭載

Mini 4 Pro では、1/1.3インチCMOSセンサーが搭載されていたため、撮影時の画質に物足りなさを感じていた方もいたかもしれません。

今回登場した Mini 5 Pro では、ついにセンサーサイズが1インチに拡大され、画素数も Mini 4 Pro の4800万画素から5000万画素にアップしました。さらに、2倍ズームに対応した中望遠モードも新たに搭載。望遠専用カメラを搭載していなくても、遠景をクリアな映像で撮影できます。

さらに Mini 5 Pro は暗所での撮影にも強くなりました。実際に Mini 4 Pro と比較した写真をご覧ください。

比べてみると Mini 5 Pro の方が全体に明るく撮れていて、細部でも明るく光るDJIの看板が鮮明で、ストア入口の光もノイズが少なく自然な色になっていますよね。

ちなみに Mini 5 Pro のカメラスペックは、大人気小型ジンバルカメラ DJI Osmo Pocket 3 とほぼ同等。まさに “空撮版 Pocket 3” と言える仕上がりです（笑）

ロール軸回転

Miniシリーズの特権である4K画質のまま縦向き撮影できる機能は、Mini 5 Pro でも継承されています。SNS向けの素材として画質を落とさず撮影できるのはポイントですよね。

さらに Mavic 4 Pro で初めて搭載されたロール軸回転を Mini 5 Pro にも採用し、最大225度の回転で、より自由度の高いカメラワークで撮影できるようになりました。

飛行能力の向上

進化した障害物検知

Mini 5 Pro では従来の障害物センサー（ビジョンセンサー）に加えて、Mavic 4 Pro や Air 3S と同様にLiDARセンサーが搭載されました。これにより夜間などの暗い環境でも、周辺の形状を把握して障害物を検知することができます。

ビジョンセンサーも性能が向上し、全方向で暗所での検知機能が進化しています。これにより墜落や接触のリスクが大幅に低減され、誰でも安心して空撮を楽しめる、信頼性の高いモデルに進化したと言えますね。

最大飛行時間の延長

Mini 5 Pro はインテリジェントフライトバッテリーで最大36分、Plusバッテリー使用時にはなんと52分もの飛行が可能となりました。Mini 4 Pro はインテリジェントバッテリーで34分、Plusバッテリーでは45分でした。

最大耐風性能

飛行時間だけでなく、耐風性能も大幅に向上しています。これまで風が強い場面などで不安定になることもあった Miniシリーズですが、Mini 5 Pro では Mavic 4 Pro や Air 3S と同等の12m/sに進化しました。

Miniシリーズなのに「12m/s」。

思わず二度見してしまった方もいるのではないでしょうか。実はこの記事を書いている私自身も、目を疑ってしまいました（笑）

実際のレビュー動画はこちら

ここまで主に進化ポイントを中心にご紹介してきましたが、YouTubeレビューでもご紹介いただきました！株式会社Tech Drone代表の藤本ひろきさんの動画はこちらから。

ドローンスクールを運営されている株式会社ハミングバード、ドローンインストラクターの竹内さんの動画はこちらです。

実際の使用感や映像表現が、よりリアルに伝わってきます。記事とあわせて、ぜひ動画もチェックしてみてください。

気になる価格は

Mini 5 Pro には4種類のラインナップが用意されており、中でも注目すべきは Mini 5 Pro Fly Moreコンボ Plus です。
3本付属するバッテリーがプラスバッテリーとなり、Miniシリーズ初となるNDフィルターが同梱されています。そしてNDフィルターが付属しているにもかかわらず、価格は Mini 4 Pro 発売時から据え置き。非常にお得な内容となっているため、ぜひお早めのご購入をおすすめします！

お得なコンボ Plusですがセキドだけの特典として、フライト時の土地管理者等への連絡を代行してくれる Flyresチケットと、128GBのmicroSDカードが＋100円で付いてくる限定セットを販売します。

DJI Mini 5 Pro Fly More コンボ Plus (DJI RC 2付属) + フライトチケット + microSD[128GB] 【賠償責任保険付】

さらに Mini 5 Pro 全モデルを対象に、フライトに必要な情報をわかりやすくまとめたオリジナルマニュアルと、DJI認定ストア 東京虎ノ門で人気のオリジナルデザインTシャツを無料でプレゼントします！

まとめ

こんな人におすすめ

圧倒的な進化を遂げて登場した最新モデル Mini 5 Pro の性能は、いかがでしたでしょうか？

　・小型モデルを使いたいけれど、機能や性能に妥協したくない方
　・持ち運びを重視し、できるだけ手軽に空撮を楽しみたい方
　・初めてのドローン購入で、安全性の高いモデルをお得に手に入れたい方

こんな方におすすめです！

なお、Mini 5 Pro は現時点では型式認証機体ではありません。そのため、国家資格（一等・二等）と組み合わせて運用したい方は、型式認証対応モデルの Mini 4 Pro の購入をおすすめします。

体験イベントもりだくさん

まずは実際に飛ばしたり、性能を試してから購入したいという方へ。DJI認定ストア 東京虎ノ門 では9月18日（木）10時より、Mini 5 Pro の展示・販売を開始します。13時までは公式LINEからの予約制で、じっくり検討してから購入できますので、ぜひご予約ください。

購入後に「初期設定などのサポートをしてほしい！」という方は、9月27日（土）に DJI認定ストア 東京虎ノ門 で開催する機体登録会がおすすめです。事前に機体をご購入のうえ、お申し込みください。

ドローン機体登録セミナー

さらに10月3日（金）には、横浜の広い体育館でも無料フライト体験が可能です！気に入ったらその場で購入も可能で、限定特典も用意しています。

無料ドローン体験会

皆さまのご来店・ご参加を、お待ちしております！