スマホジンバル待望の新作!Osmo Mobile 7 & 7Pをレビューします
こんにちは。セキドの平田です。今回は2025年2月18日22時に発売された新作 Osmo Mobile 7 と Osmo Mobile 7P について、実機をもとにレビューしていきたいと思います。
前モデルの Osmo Mobile 6 からどのように進化を果たしたのかを詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
DJI Osmoシリーズとは?
「DJIといえば、ドローン!」という印象をお持ちの方も多いと思いますが、ドローンだけでなく、カメラやスタビライザーも人気のアイテムです。街を歩いているとポケットサイズのジンバルカメラ DJI Osmo Pocket 3 で撮影している方を見かける機会も増えましたよね。Osmoシリーズは大きく3つに分類でき、ジンバルカメラの Pocketシリーズ、スマートフォン用ジンバルの Mobileシリーズ、アクションカメラの Actionシリーズがあります。

今回の Osmo Mobile 7シリーズは、マグネット式のマウントでスマートフォンを装着でき、手ブレを抑えて簡単に撮影できます。手のひらサイズに折り畳みできるので、持ち運びにも便利です。他の Osmoシリーズと比べて、お買い求めやすい価格帯も魅力です。
具体的に何かできるのか、Osmo Mobile 7 と 7P のスペックを詳しくみていきましょう。
Osmo Mobile 7 と 7P のスペック
今回登場の Osmo Mobile 7 と 7P の重さやバッテリー駆動時間といったスペックを、表にまとめましたのでご覧ください。
Osmo Mobile 7 | Osmo Mobile 7P | |
---|---|---|
重量(クランプ含む) | 約300g | 約368g |
最大駆動時間 | 10時間 | 10時間 |
充電時間 | 2.5時間 | 2.5時間 |
内蔵延長ロッド | ✗ | 21.5cm |
Osmo Mobile 多機能モジュール | △(別売り) | ◯ |
内蔵三脚 | ◯ | ◯ |
スペックの大きな違いは、Osmo Mobile 7P には延長ロッドが内蔵され、多機能モジュールが付属しています。多機能モジュールは単品で購入もできますが、延長ロッドは後付けで購入できません。ローアングルでの撮影や、大人数でインカメラ撮影をしたい方は Osmo Mobile 7P をおすすめします。多機能モジュールについては、次に詳しくご紹介します。
Osmo Mobile 6 からの進化ポイント
Osmo Mobile多機能モジュール
今までは専用アプリ DJI Mimo 経由で人物のトラッキングやジェスチャー操作に対応していましたが、 Osmo Mobile 多機能モジュールを取り付けるだけで、これらの操作がアプリを介さずにできます。
スマートフォンの純正カメラアプリのほか、様々なカメラアプリに対応しているため、より簡単に高度な撮影ができるようになりました。

このモジュール自体は約20gで、装着したことによる重量差は感じません。多機能という名前のとおり、撮影時の補助ライトの機能も搭載しています。明るさと色温度を調整できるため、自撮りでもう少し明るさが欲しい時などに便利です。

さらに、多機能モジュールにはワイヤレスマイク Mic Mini のレシーバー機能が備わっています。レシーバー不要で、DJI Mic Miniトランスミッター(マイク単体)に接続できます。YouTubeやSNSの撮影など音声にもこだわりたい方は、Mic Mini トランスミッターの単品購入がおすすめです。マイクは2台接続できるため、2人での撮影にも対応します。

最近トランスミッターが再入荷しましたので、ぜひあわせてご購入ください!
内蔵型三脚でコンパクトに
今までの Osmo Mobileシリーズでは、三脚を使いたいときに取り付けて、不要な際は取り外して収納しておく必要がありました。Osmo Mobile 7/7P では三脚が内蔵型になったので、持ち運びや収納がさらに手軽になりました。グリップの底面にはこれまでのモデルと同様に1/4インチのネジ穴があるので、大きな三脚や前モデルのグリップ式三脚を付けることも可能です。

長時間駆動&スマートフォンの充電に対応
Osmo Mobile 6 では最大駆動時間が約6時間30分でしたが、Osmo Mobile 7/7P は最大約10時間まで使用できます。さらにUSB Type-Cポートからスマートフォンへの給電ができるため、スマホのバッテリー残量が気になる方も安心して長時間撮影できるようになりました。
なお、付属するのはUSB Type-C ケーブルのみで、iPhone14以前のiPhoneなどをお使いの方はUSB Type-C―ライトニングのケーブルが必要です。
実際に使ってみた
ここからは、実際の使用感を動画でご紹介します。Osmo Mobile 7P で多機能モジュールを使って、iPhoneの純正カメラアプリで撮影してみました。
いかがでしょうか?トラッキング「なし」と「あり」で、動画の滑らかさが全く違いますよね。ジェスチャー操作では、以下のインテリジェント機能を使った撮影ができます。
・「Palm(パーム)」ジェスチャー
手のひらを見せるだけで、トラッキング開始&停止します。
・「V(ブイ)」ジェスチャー
ピースサインで写真を撮ったり、動画の録画を開始・停止できます。
・「Double L(ダブルエル)」ジェスチャー
両手をLのサインにすると、フレーミングを調整できます。動いてもカメラが自動でフレーミングを調整してくれます。
気になる Osmo Mobile 7シリーズの価格は
ここまでの紹介で、欲しいと思った方も多いのではないでしょうか。気になる価格はこちらです。
これだけ進化したにも関わらず、お買い求めやすい価格設定ですね。
また、DJI認定ストア 東京虎ノ門では、最近 Osmo Mobileシリーズの調子が悪いなどのお問い合わせをいただくことがあります。ぜひ本体とあわせて、安価な DJI Care Refresh の加入もおすすめします。1年版と2年版からお選びいただけますが、2年版がおすすめです。
DJI Care Refresh 2年版 (Osmo Mobile 7) 税込 1,320円
DJI Care Refresh 2年版 (Osmo Mobile 7) 税込 1,980円
DJI認定ストア 東京虎ノ門 に在庫あります
DJI認定ストア 東京虎ノ門 では2月19日(水)より、Osmo Mobile 7 と 7P の実機展示と販売を開始します。

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