こんにちは。セキド広報担当の藤井です。
今回は、DJI初の物流ドローンとして注目を集める DJI FlyCart 30 を一般向けに国内初披露した、デモフライト実演会の模様を紹介いたします。ドローンの世界シェアNo.1 DJIが初めて作った、これまでのドローン物流／運搬を変える1台の性能が気になる方や、これまでのドローンと何が違うのかを知りたい方は、ぜひご覧ください。

今回の実演会の好評を受けて全国33箇所でのツアーも開催中ですので、自分の目で確かめたいという方はお気軽にお申し込みください。

DJI FlyCart 30 ってどんなドローンなの？という方は、こちらの動画や製品ページでご確認ください。また、機体の詳細に迫ったレビュー記事も公開していますので、そちらも合わせてご覧ください。

DJI FlyCart 30

FlyCart 30 を実機で紹介！機体の外観を速報レビューします

運搬フライト実演会でわかること

グローバルでの製品発表から1週間後の2024年1月17日（水）に春日部みどりのパークで開催した実演会には、埼玉や東京を中心に北海道から福岡まで70名を超える方にご参加いただきました。ドローンスクールや空撮、測量、農業などすでにドローン事業を行う企業や個人事業主のドローンパイロットのほか、建設や物資輸送、インフラ関連など運搬ドローン導入のメリットが高い事業者など幅広い方々が参加され、メーカー公式で初めて物流／運搬を目的にしたモデルとして、販売・講習・受託業務・自社業務での運搬など幅広い事業で活用が期待されていることを実感しました。

 
実演会の内容は、

となっていて、様々な場面を想定して現在も継続している実証の中で確認した、FlyCart 30 ならではの機能をご覧いただきました。冒頭のご挨拶ではセキドの FlyCartマスター 糸野より、DJI初の物流ドローンがいかに優れており、それが日本の物流や山間部、海上での運搬にどれだけインパクトがあることか、また製品発表から1週間で皆さまに披露するまでのメーカーを含む各社の協力について、熱い想いをお伝えしました。農業用ドローンではおなじみの姿ですが、今回は皆さん初めて見るドローンということで、改めてその想いを受け取っていただいたようでした。

FlyCartマスターの熱い想いの詳細は、実演会にご参加いただいた際のお楽しみとしていただき、今回は特に参加者の反響が強かった FlyCart 30 の3つのポイントを写真と動画でご紹介いたします。
 

1. 積載フライトの安定性

ウィンチモードで積載時のフライト安定性についてはご覧の通りです。補足すると20kgの石灰を2kgほどのコンテナに入れてウィンチモードで吊り下げた状態で、左右方向に荷物を大きく揺らしています。操作を止めホバリングに戻ると、ご覧の通り荷物の揺れを抑えるように自動でドローンを調整して、大きな揺れは5回ほどで落ち着きました。突風など不測の事態に対応するためのこれまでのドローンにはなかった挙動ですが、実際にドローンで資材運搬することを考えると非常に安心できる性能です。自動フライトと組み合わせて、安全な運搬に欠かせなかった高い操縦スキルが不要になることで、より広い視点で安全に配慮した運用が可能になります。
 

2. 自動飛行で繰り返し運搬可能

こちらは事前に設定した運搬ルートを自動飛行する FlyCart 30 です。離陸地点から運搬先まで高低差がある場合も飛行高度を設定して繰り返しフライトでき、飛行中の操作は送信機を数回タップするだけです。山岳部での資材運搬など荷物を複数回に分けて運搬する際も、安全なルートをずれることなく繰り返し辿ってくれるので、周囲への配慮に余裕ができて時間だけでなく安全面でもこれまでの業務を一新してくれます。
 

3. 荷降ろしも遠隔操作で

運搬先の上空に着いた後は、荷降ろし地点をカメラで確認しながら送信機を操作してウインチを下げて荷降ろしします。ウインチロープの先端には荷重が抜けると解除されるフックが付いていますので、荷受けを担当する方は周囲を確認するだけで荷物に触れる必要はなく、荷降ろしを終えた FlyCart 30 はそのまま次の荷物を積みに戻ることができます。

参加された方の感想は？

実演会終盤の質疑応答や実演会後に回答をお願いしたアンケートでは、このように FlyCart 30 の性能について好印象を持たれたり、実際にデモフライトを見たうえでより具体的に業務への導入に必要な様々なご質問をいただきました。

ドローン世界シェアNo.1メーカーの
運搬ドローンが見たいなら

いかがでしたでしょうか？すでに測量やインフラ点検、農薬散布といった多くの現場で業務効率化を実現するDJI初の物流／運搬ドローン FlyCart 30 を国内初披露した今回は、多くの方がその機能に注目し導入や事業化を期待する思いを実感する場となりました。個人的には大きな機体とSF映画のような特徴的な低いプロペラ音を響かせて運搬する姿に、これまでのドローンにない未来を強く感じました。

全国で開催中の FlyCart 30 運搬フライト実演セミナーにも多くの方にご参加いただいており、北海道3箇所での開催が追加となった残りの会場では引き続きお申し込みを受付中です。物流ドローンが気になる方から、資材の運搬や事業の拡大を検討中の方まで、ぜひお気軽にお申し込みください。

DJI FlyCart 30 運搬フライト実演セミナー［全国33箇所］

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