Mavic 2 Pro と Mavic 2 Zoom の違いを検証しました
こんにちは、DJI認定ストア虎ノ門スタッフ吉田です!
本日は、2018年8月に発表された話題のDJI製最新ドローン「MAVIC 2 PRO」と「MAVIC 2 ZOOM」について、発表された情報の中から2つモデルの違いを紹介していきます。
折りたたみ設計の高性能機体 Mavic 2 シリーズ
従来機の Mavic Pro と比べ、空撮用機体としての性能が大幅にアップした「MAVIC 2 PRO/ZOOM」。
Pro/Zoom ともに、最大飛行時間は31分、最大伝送距離は 8km(日本国内では 5km)で、全方位の衝突防止機能があります。安全性と安定性が大きく向上した、高性能かつ持ち運びに便利な、折りたたみ式の機体です。
フライトした感じでは、「Phantom 4」の最新モデルと遜色無い安定性があり、カメラ性能も同等以上で折りたたみも可能!という事で、Phantom 4シリーズ、Mavicシリーズのどちらのユーザーにも買い替え、乗り換えをオススメできるモデルです。
Mavic 2 Pro と Mavic 2 Zoom の違い
Mavic 2 Pro と Mavic 2 Zoom は見た目や飛行に関する性能はほぼ同じです。細かな違いはありますが、大きな違いはカメラのみと考えて問題ありません。
Mavic 2 Pro は Hasselbladカメラ搭載
Mavic 2 Proは、高画質2000万画素1インチセンサーのハッセルブラッドカメラを搭載しています。センサーが大きくなり、レンズは35mm換算でが28mm相当になったので、ISOは最大12800まで向上、Zoomモデルを大きく上回っています。
調整可能な新しい絞りと大型センサーを組み合わせて撮影することで、明るさの足りない環境でもノイズが抑えられ、色の再現度が精密になります。簡単に言ってしまうと、とてもよく光を取り込むので暗いところでも画が綺麗に撮れるようになったという事です!
HNCSと10-bit Dlog-Mカラープロファイル
絞り値がF2.8−F11の範囲で調整できるので、条件の異なる環境下でも柔軟に対応した撮影を実現しています。
また、10-bitDIog-Mカラープロファイルが付いていて、拡張されたダイナミックレンジにより、グレーティングルームでの作業の柔軟性がさらに向上します。
Mavic 2 Zoomはズームレンズカメラ搭載モデル
Mavic 2 Zoomは、焦点距離24mm – 48mmのズームレンズ搭載です。
光学2倍・デジタルズーム2倍と合わせて、最大4倍までズームできる 1/2.3インチ 12MPセンサーを搭載し、ダイナミックに奥行きを描写できます。
ドリーズーム機能
新種のクイックショット「ドリーズーム機能」が追加され、まるで空間が歪んでいくような不思議な視覚効果を映像に加える事ができます。
ドリーズームは飛行方向とは逆方向にズームする事になり、背景だけが迫ってくるようなエフェクトを動画に追加します。
ドローンならでのフライト撮影モードとなっています、奥行きがある対象物、建物、場所などをチョイスする事でドリーズームらしさを最大限まで高める事ができます。
まとめ
これらの機能を比べると、
精密な撮影には、王道空撮に特化した Mavic2Pro、
アクション多めな映像や遊び要素がお好みの方には Mavic2Zoom、
というように、空撮で撮影したい映像や使い方に合わせて選んで頂くことをおすすめします!
持ち運びに欠かせないキャリングケースとのセットや、空撮を始めるために必要なオプション品を合わせたお得なセットなど、Mavic 2の商品一覧はこちらをご覧ください。