[FJD 自動操舵システム]「係数調整」の設定値について
係数調整の各項目は自動操舵時のハンドル調整の機敏さに関する設定値です。
直進や旋回時に蛇行する際や、思うような走路を描かない場合に調整してください。
※バージョン2.1.7.65以降の場合。
[設定]>[パラメータ設定]>[係数調整]と選択して調整します。
初期値 | 設定範囲 | 数値を小さくすると | 数値を大きくすると | |
照準係数 (ベースライン倍数) |
1.0 | 0~2 | 車両がベースラインに入る時間と距離が長くなり、ハンドルの調整がより緩やかになります。 蛇行する場合は数値を小さくします |
車両がベースラインに入る時間と距離が短くなり、ハンドル調整がより機敏になります。 |
安定係数 (定常ベースライン倍数) |
1.0 | 0~2 | ベースライン上でのハンドル調整が緩やかになります。圃場の凹凸が大きく、蛇行したり車両が揺れる場合に有効です。 蛇行する場合は数値を小さくします |
ベースライン上でのハンドル調整が機敏になります。平地に近い圃場で使用する場合に有効です。 |
バック照準係数 | 1.0 | 0~2 | 照準係数と同じです。 (バックする際の設定となります) |
照準係数と同じです。 (バックする際の設定となります) |
バック安定係数 | 1.0 | 0~2 | 安定係数と同じです。 (バックする際の設定となります) |
安定係数と同じです。 (バックする際の設定となります) |
旋回後の照準係数 | 1.5 | 0~2 | 旋回後に車両がベースラインに入る時間と距離が長くなり、ハンドルの調整がより緩やかになります。 蛇行する場合は数値を小さくします |
旋回後車両がベースラインに入る時間と距離が短くなり、ハンドル調整がより機敏になります。 |
旋回後の安定係数 | 0.5 | 0~2 | – | 旋回後車両がベースラインに入る際の蛇行を抑えられます。 蛇行する場合は数値を小さくします |
取り付け安全距離 | 1.0(m) | – | 旋回する際の境界(あぜ際)との安全距離です。 |
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