DJI SDR Transmission 2レビュー|前モデルとの違いや進化点を徹底解説
こんにちは。DJI認定ストア東京虎ノ門ストアスタッフの栁沼です。今回は、本日9月17日に発売されたDJI SDR Transmission 2を最速でレビューしていきます!
DJI SDR TransmissionはDJI独自の無線伝送技術を搭載した、プロ向けの映像伝送システムです。初代DJI Transmissionと比べ、DJI SDR Transmissionは 2コンパクトな設計と導入しやすい価格設定により、映像伝送システムをより幅広いユーザーが活用できる製品として登場しました。
今回“2”になったことで、どのような進化を遂げたのか、詳しく見ていきましょう。

製品の特徴について
まずは、DJI SDR Transmission 2の外観を前のモデルと比較してみましょう。右は前モデルです。

大きさはほとんど変わらず、コンパクトな設計になっています。使用時の本体向きは、前モデルは縦型でしたが、SDR Transmission 2は横型になっています。
ディスプレイサイズも前モデルより大型化され、タッチ操作がより行いやすくなっています。
続いて特徴やスペックについて、特に気になった4つのポイントを紹介していきます。
・映像伝送が最大4K/60fps HDRまで対応
・低遅延かつ高ビットレート伝送を実現
・TXとRXの切り替えが可能
・USB-C接続でDJI製品との連携を強化
最大4K/60fps HDR映像伝送に対応
初代は1080P/60fpsまでの対応でしたが、DJI SDR Transmission 2では最大4K/60fps HDRでの映像出力に対応しました。
ワイヤレス環境でも4K対応モニターと組み合わせることで、フォーカスや細部の確認精度が向上します。さらに10-bit HDR表示に対応することで、明暗差の大きいシーンでも階調を確認しやすくなっています。
撮影後の確認ではなく、撮影現場で色や露出を判断しながら、監督やクライアントとリアルタイムに映像を共有することができます。
低遅延かつ高ビットレート
最小で35ms(0.035秒)と低遅延伝送に対応しながら、ビットレートが最大50Mbpsと大幅に向上しました。実際に使用した印象では、前モデルと比較して映像の乱れが少なく、より安定した映像伝送を行うことができました。
例えば、演者の動きに合わせたフォーカス確認や、ジンバルを使用した移動撮影での構図・タイミング確認など、撮影現場で求められる正確なモニタリングをサポートします。

TXとRXの切り替えが可能に
SDR Transmission 2では、1台でTX(トランスミッター)とRX(レシーバー)を切り替えて使用できます。前モデルはTXとRXはそれぞれ専用機として販売されていましたが、今回はスイッチ操作による切り替えに対応しました。
撮影環境に応じて送信機・受信機の役割を変更できるため、機材構成に合わせて使い分けることで、撮影現場にあわせた柔軟な映像伝送システムを構築できます。

USB-C接続でDJI製品との連携強化
これまでは、DJI RSシリーズとの連携により、映像伝送やジンバル制御が可能でした。
DJI SDR Transmission 2では、新たにUSB-C接続による映像出力に対応しました。これにより、Osmo Pocket 4シリーズやOsmo Action 6など、USB-C映像出力に対応したDJIハンドヘルド製品との組み合わせでも活用でき、撮影スタイルに合わせた柔軟な運用が可能になります!

主な仕様や前モデルからの進化点を、以下の比較表でまとめてみました。
| SDR Transmission 2 | SDR Transmission | |
| 本体重量〈アンテナ込み〉 | 約136g | 送信機・受信機とも約145g |
| 制御可能なレシーバー数 | 最大8台 | 最大2台 |
| 最大伝送画質 | DCI 4K/60fps・10-bit | 1080p/60fps |
| HDR伝送 | 対応〈HDMI/DP:HLG・HDR10〉 | 非対応 |
| 映像圧縮方式 | H.265 | H.264 |
| 最大ビットレート | 50Mbps | 20Mbps |
| 最大伝送距離〈CE規格〉 | 4km | 2km(日本国内) |
| 送信・受信の構成 | 同じ本体で送信/受信を 切り替え | 送信機と受信機が別製品 |
| SDI端子 | 別売の拡張ボードが必要 | 標準搭載 |
| USB-CのDP映像入出力 | 対応 | 非対応 |
| アクティベーション | DJI Roninアプリから有線接続 | PCソフト DJI Assistant 2から有線接続 |
これらのポイントに加え、最大伝送距離が従来の2kmから4kmへ向上したことや、アクティベーション時にスマホアプリの「DJI Ronin」から操作ができる点も注目です。
一方で、放送・映像制作現場で利用されるSDI出力を使用する場合は、別売の拡張アクセサリーが必要です。
“DJI SDR Transmission 2 拡張アクセサリーキット
税込35,530円
こちらのアクセサリーと接続することで、SDI端子を使用した映像出力に対応します。また、HDMI端子も本体と別に1つ追加されるため、本体のHDMI、USB-C、アクセサリー側のSDI・HDMIの最大3種類の有線映像出力が可能です。
さらに、専用フレームも同梱されているため、撮影現場での持ち運びや使用時に本体を保護できます。
おすすめのユーザー
DJI SDR Transmission 2は、撮影現場での映像確認やワイヤレス伝送を効率化する映像伝送システムです。最大4K/60fps HDR伝送、低遅延性能、複数台のレシーバー接続などに対応し、プロフェッショナルな映像制作現場から、複数人で撮影を行うクリエイターまで、幅広い環境で活用できます。
具体的には以下のような方におすすめです。
・より高画質な出力で映像を確認したい方
・DJI製品と組み合わせた映像伝送環境を構築したい方
・複数のカメラを使用した撮影環境を構築したい方
特に、映画・CM・イベント・スポーツ撮影など、複数のスタッフやカメラが連携する映像制作現場では、安定した映像伝送環境の構築に活用できます。
送信機・受信機を切り替えて使用できる柔軟性により、現場の構成に合わせた運用が可能です。
また、DJI RSシリーズだけでなく、Osmo PocketシリーズやOsmo Actionシリーズなどのハンドヘルド製品との組み合わせにも対応し、幅広い撮影スタイルで活用できます。
DJI認定ストア 東京虎ノ門で展示・販売します!
9月18日(金)10時より、DJI認定ストア 東京虎ノ門にてDJI SDR Transmission 2の展示・販売を開始いたします。
実際に製品を手に取って操作感をお試しいただけるほか、仕様や使用方法に関するご相談も承ります。購入後にご希望の方には、接続方法や操作手順をまとめたセキドオリジナルガイドブックをプレゼントします。

なお、平日10時~13時は予約優先でのご案内となります。LINEから事前予約いただくことで、スムーズにご案内いたします。ご来店の際はぜひご利用ください。
皆さまのご来店お待ちしております!


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