セキドオンラインストア DJI ドローン正規代理店

こんにちは、DJI産業機担当の奥です。
前編では深圳の街並みや本社の熱気をお届けしましたが、この後編ではよりディープに、訪問の核心である「エンジニアとの直接対談」と「最新ソリューションの技術研修」の模様をレポートします。

世界中からリクエストが届くDJI開発陣に対し、我々が日本市場の何を伝え、どのような最新技術を習得してきたのか。その舞台裏をご覧ください。

研修1:DJI 本社チームとの直接対話

今回の訪問で最も意義深かったのは、DJI本社の開発担当(エンジニア)との面会です。
通常、ユーザー様からの要望は複数の担当者を経由する「伝言ゲーム」になりがちですが、今回は各製品の担当エンジニアと直接、膝を突き合わせて議論することができました。

対面したのは、SfM処理ソフト「DJI Terra」、クラウド管理プラットフォーム「DJI FlightHub 2」、マルチステーション「D-RTK 3」、そしてドローン格納庫「DJI DOCK 3」の各担当者となりました。

彼らのスタンスは非常に明確で、「ユーザーにどんな要望があるかだけではなく、なぜそれが必要で、実装によってどんな課題が解決されるのか、販売効果が得られるのかを知りたい」という、極めて合理的かつ熱意あるものでした。

一部抜粋となりますが、セキドとしては以下などを要望としてお伝えしております。
・AI検知の拡充:鳥獣対策(特に熊など)への対応範囲拡大
・測量データの最新化:最新の日本座標系「JGD2024)」への対応。
・点検機能の強化:FlightHub 2における赤外線カメラの温度設定項目の追加

他にも要望は色々とあるのですが、これによってエンジニアでのタスクの優先順位が変わり、いち早い実装を願うばかりです。

DJI DOCK 3 のエンジニアとの議論

特に印象的だったのは、「DJI DOCK 3」のエンジニアとのやり取りです。従来はDJIの通訳(日本語⇔中国語)を介するのですが、この方とは「ありのまま」の日本の状況を、自力の翻訳で直接伝えることができました。一部、その場面をご紹介します。

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奥 「今後のDJI DOCKの開発で、外カメラを360°化して死角を失くしてほしい」
DJI「それはなぜ?」
奥 「一つ目は盗難対策。今は死角があるので、DOCKを監視する別カメラを設置する場合がある」
DJI「重いものだから、そこは大丈夫ではないだろうか」
奥 「例えば設置が多い建設現場では54kgは重いものに入らない。100kgの鉄板が盗まれるケースも聞く」
DJI「なるほど」
奥 「二つ目に航空法での対策として、空を監視したい」
DJI「その航空法について詳しく知りたい」
奥 「レベル3飛行という考えで、管理地外の場合での飛行の際には~(割愛)」
DJI「理解した。初めてそのような課題があることを把握した」
奥 「これがあることで、使う範囲が広がるし、導入ハードルも減るのでお願いしたい」
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他にも消費電力の低減や、故障した場合の対応の迅速化するシステムなどの要望もお伝えしました。
「ユーザーが求めているから」という主観ではなく、「日本の法規制や現場の特殊性」を論理的に説明することで、開発優先度を上げるための強力な動機付けができたと感じています。

研修2:DJI FlightHub 2 の高度なスキルの習得

続いて、DJI DOCK 3および運用クラウド「DJI FlightHub 2」の高度な連携機能について、1.5日にわたる集中研修を受けました。

1.外部システム連携(API・ストリーミング)

飛行中のリアルタイム映像をYouTube Live等へ配信する「RTMP連携」や、撮影データを「Amazon S3」などの外部ストレージへ自動同期させる設定を習得しました。これにより、ドローンが撮ったデータを即座に社内システムで共有するシームレスな運用が可能になります。

参考:ユーザーマニュアル(クリックすると飛びます)

2.センサー連動による自動発進(トリガー)機能

いわゆる監視カメラや人感センサーと連動させて、特定の条件が揃った時に特定位置へ飛行し、撮影なりスピーカーで注意喚起などを行うシステムです。シミュレータを使い、実際に作動できるのか、作動後は想定通りの動きなのか、などまで具体的なプロセスを確認しました。

3.FlightHub 2 上での高度な解析・測量機能

いわゆる「測量機能」です。入れ込んだ2D・3Dモデルからシステム内で体積計算や断面図の引き方などの「アナライザー機能」を網羅しました。

さらに、それらを自動化(定時飛行→モデル化→測量→レポート化)する方法など発展的な部分まで研修では触れております。

FlightHub 2は月1回ペースでアップデートされるため、情報のキャッチアップが非常に困難です。「2回分の更新を見逃すと、もう別世界。ついていくのが大変」という事業者の声をいただくことがあります。セキドでは、アップデートから5営業日以内にDOCK取り扱い店様へ最新資料をお届けするよう担当(奥)は心掛けています。

DOCK取り扱い販売店リスト(クリックすると飛びます)

最後には、実際にDJIエンジニアの前で一人ずつ実演を行い、販売店に説明が出来る習熟度になっているかの試験がございました。
これから全国のDOCK販売店さまを通じて、より深くノウハウを伝えて参ります。

研修3:グローバル販売店との情報交換

オーストラリアや韓国の代理店と情報根幹を行いました。
広大な土地を持つ豪州での運用事例や、韓国での産業活用トレンドなど、日本とは異なるアプローチを知ることで、我々のサービスを多角的に進化させるヒントを得ることができました。

技術の橋渡し役として

今回の訪問を通じて、DJIの開発陣がいかに「世界の現場の声」に飢えているか、そして我々一次販売店がその「声を届けるパイプ」としていかに重要かを再認識しました。

研修の最後には、エンジニアの前で実演試験を行い、無事に習得を認められました。今回持ち帰った膨大なノウハウと熱量は、全国の販売店様を通じて、日本のユーザーの皆様へ還元して参ります。

DJI産業機の導入・運用に関するご相談は、ぜひセキドへお任せください。

また、今回の深圳訪問については、Webセミナーでもご紹介します。実際に現地で見てきた文化や、DJIの開発スピードを支える考え方について、弊社の視点でお伝えします。記事とあわせてご覧いただくことで、より理解を深めていただける内容です。

■Webセミナー概要
◆セミナー名: DJI ENTERPRISE 中国 深圳 DJI本社訪問 報告WEBセミナー
◆開催日: 2026年3月27日(金)
◆開催時間: 13:00 ~ 13:40
◆開催形式: YouTube ライブ配信
◆お申込み: https://pro.form-mailer.jp/fms/ccfe1bdb348716

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