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こんにちは。運搬ドローン担当の田丸です。

長野県の八ヶ岳にて、登山道整備のための資材運搬をドローンで実施しました。これまで人力で行っていた作業をドローンに置き換えることで、作業時間や労力を大幅に削減できるかを検証してきました。

Streamlining Mountain Trail Maintenance with Drones_01

前編となる山小屋への物資輸送レポートはこちら!運搬ドローンが変える山小屋物資輸送|
八ヶ岳実証レポート[前編]

今回の運搬業務も前回同様、赤岳鉱泉様・一般社団法人国際ドローン協会(以下IDA)様と一緒に行いました。

IDA様のプレスリリースも併せてご覧ください。

一般社団法人国際ドローン協会のプレスリリース

さらにパワフルに進化した次世代大型物流ドローン
DJI FlyCart 100 | より多くの配送を実現 DJI FlyCart 100 | より多くの配送を実現

登山道整備の目的

登山道整備は、登山者が安全に歩行できるように環境を維持・改善するための地道な活動です。自然の中に作られた道は、時間の経過とともに雨水の流れや雪解けによる侵食で削れたり、岩が露出して歩きづらくなったりします。

Streamlining Mountain Trail Maintenance with Drones_02

また、倒木や土砂崩れが発生することもあり、そのまま放置すると通行が難しくなるだけでなく、登山者の安全にも関わります。

整備作業では、傷んだ木道や階段の交換、排水路の確保、滑りやすい箇所への足場板の設置などを行います。見た目には小さな作業に見えるかもしれませんが、これらの積み重ねによって山全体の安全性と快適性が保たれています。

Streamlining Mountain Trail Maintenance with Drones_03

特に八ヶ岳のような人気の高い山域では、年間を通じて多くの登山者が訪れるため、登山道の維持管理は山岳環境の保全そのものでもあります。人が自然の中で安全に活動できる環境を整えることは、同時に自然への負荷を抑えることにもつながっています。

今回の業務でも約200kgの資材の運搬を行いましたが、実際にはもっと多くの資材を運びます。

従来の資材運搬方法と課題

これまでは、作業員が背負子などを使って資材を人力で運ぶのが一般的でした。しかし、険しい登山道を何往復も行き来するため、体力的な負担が大きく、時間も多くかかります。

山道整備の資材運搬は山道に慣れた方々が運搬することがほとんどですが、そういった方々でも距離にもよりますが、一日に100~150kg程運ぶのが精一杯とのことです。人力での運搬には効率面・安全面の両方に課題がありました。

Streamlining Mountain Trail Maintenance with Drones_04

物流ドローン DJI FlyCart 30 による資材運搬

今回の運搬には、DJI製の物流ドローン「FLYCART 30」を使用しました。最大積載量30kgのパワフルな機体で、吊り下げ式で資材を輸送することが可能です。

今回の業務では赤岳鉱泉から距離約500m、高低差は約100mの場所へ資材を運搬しました。実際に、荷物を持たない状態でも20分程かかります。ドローンを使うことで往復6分程荷物を運ぶことができました。

結果として、200kgの資材を約1時間で運搬完了。これまでの作業効率を大きく上回る結果となりました。

Streamlining Mountain Trail Maintenance with Drones_05

現場での苦労と工夫

今回は、赤岳鉱泉をネタ場(ドローンの離発着および補給拠点)として設定しました。しかし、このネタ場が標高2,200mにあるためここまでの搬入が容易ではなく、ドローン本体や予備バッテリー、機材などを運ぶ工程にも時間を要しました。

また、前編でご紹介した通り、ネタ場までは約6.5kmの距離があり、その先の運搬ルートでは気象条件の変化も考慮する必要がありました。

それでも、FlyCart 30 がこの距離を安定して飛行し、山岳地帯でも安全に運搬を行えたことは大きな成果といえます。

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ドローン運搬のメリットと課題

<メリット>

・作業時間の大幅な短縮(1日 → 約1時間)
・作業員の体力的負担を軽減
・危険なルートでの人の移動が不要
・環境への影響が少ない(登山道を傷めない)

<課題・デメリット>

・機体やバッテリーの搬入負担が発生
・気象条件(風・気温・気圧)の影響を受けやすい
・荷の吊り下げ・降下に一定の技術が必要
・法規制・飛行許可の調整が不可欠

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今後の展望

今回の取り組みを通じて、ドローン運搬が登山道整備の現場において有効な手段となり得ることを実感しました。今後は、機体性能やバッテリー容量のさらなる向上、運用体制の確立により、より多くの現場での活用が期待されます。

登山道整備は、地味ながらも自然と人をつなぐ大切な活動です。そこに新しい技術を取り入れることで、安全で持続可能な保全活動へと発展していく可能性を強く感じました。

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まとめ

ドローンによる資材運搬は、まだ課題もありますが、「人が苦労していた作業を安全かつ効率的に行う」ための現実的な選択肢となりつつあります。

八ヶ岳での今回の試みは、その可能性を確かに示す結果となりました。これからも現場での実践を重ね、より良い運用方法を模索していきたいと考えています。

またセキドでは、定期的に日本各地で実演会も行っております。導入を検討されている方はもちろん、「こんなことってできるの?」といった疑問をお持ちの方も、お気軽にご参加ください。

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