ドローンでビーチクリーンを効率化!DJI FlyCart 30 で500kgの海洋ごみを回収
物流ドローンによる海洋ごみ回収の実証事例|沖永良部島での実運用をレポート
こんにちは。物流ドローン担当の田丸です。
先日、海洋プラスチックごみや漂着ごみに悩まされる離島の現場で、物流ドローン「DJI FlyCart 30」を使ってビーチクリーン活動を効率化する、海洋ごみの回収・運搬に挑戦しました。
物流ドローンで海洋ごみ回収を実現
今回の実証は、鹿児島県の離島・沖永良部島(おきのえらぶじま)で行い、DRONE SKY-TECH 様、日本ドローンビジネスサポート協会 様の協力のもと実施いたしました。
ドローンが海洋ごみの清掃、ビーチクリーン活動の現場でどのように役立つのか、実際の運用や効率化の成果を、綺麗な空と海とともにレポートします。

沖永良部島とは

沖永良部島は、鹿児島と沖縄の間に浮かぶ離島で、奄美諸島に属しています。鹿児島から1時間半、沖縄からは1時間で行くことができる、隆起サンゴ礁の島です。
車で1時間ほどで1周できる大きさで、地下には200~300もの大鍾乳洞があり、ケイビングの聖地としても知られています。
また、島を囲む透明度が高く青い海は「エラブブルー」と呼ばれ、運がよければウミガメやクジラを見ることもできます。当日もウミガメと遭遇することができました。
離島ならではの課題、海洋ごみの回収が困難
そんな美しい沖永良部島でも深刻な課題が「海洋ごみの漂着」です。隆起サンゴ礁によって形成された島の多くは断崖や岩場に囲まれており、ゴミの回収作業には以下のような問題がありました:
・崖を降りてビーチに到達する必要があり危険
・浜辺で回収したゴミを崖の上まで運ぶのが困難
・作業負荷や安全面から人員確保が難しく、持続的な清掃活動に懸念がある



今までは有志の方々によって定期的にゴミの清掃を行っていましたが、浜辺で集めたゴミを崖の上の道路に移動するために多くの労力を要していました。高校生に「筋トレ」と称して運んでもらったりしてましたが、足元が悪い箇所も多くあり、安全面からも他の手段を模索していました。

物流ドローンで海洋ゴミを引き上げ
そこで問題を解決するため、一度に最大30kgの運搬が可能な DJI FlyCart 30 を使って、海洋のゴミの回収を行いました。
回収作業の流れは以下の通り:
1.浜辺で海洋ごみを袋にまとめる
2.崖上から海外にドローンをフライトし、袋をフックで吊り上げる
3.崖上の平地まで運搬
4.上記を繰り返し、数回のフライトで海洋ごみを効率的に回収
この他、数フライトごとに回収用の袋やロープを海岸側まで戻す作業も行いましたが、ドローンを活用することで、人の移動や重労働を大幅に削減し、安全性も飛躍的に向上しました。
実際の様子は動画をご覧ください。
実証結果|約500kgの海洋ごみを回収
今回の現場では、約1時間で20フライト、合計500kgの海洋ごみを回収できました。



当日駆けつけていただいた町の方々も回収したごみを見て、階段を使った引き揚げでは、1日掛けても絶対に無理な量に驚いていました。これまでの方法で引き上げを行うと、「人数にもよるが1日数十kgが限界」とのことでした。
ドローン回収による主な効果と効率化の成果
今回の作業により、海洋ごみに関する課題の解決と作業の効率化が実現しました。
・危険な階段を使う必要がなくなり、安全性と作業効率が大幅に向上
・人力では不可能だった量のごみを短時間で効率的に回収
・一人あたりの負担が軽減され、人手不足の課題解消にも貢献
・高校生や住民は、ごみをまとめる軽作業に専念でき、全体の効率が向上
今回は階段を使ってアクセスできる場所でしたが、今後は人が行くだけでも難しいような、過酷な環境でも効率的な海洋ごみ回収が期待されています。
FlyCart 30 の導入・実演をご希望の方へ
物流・運搬用ドローン「DJI FLYCART 30」は、離島や山間部などアクセス困難な現場でのごみ回収・物資運搬など、さまざまな業務の効率化に対応します。「現場での実用性を確かめたい」「自社の環境に使えるか試してみたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、定期的に日本各地で実演会も行っております。導入を検討されている方はもちろん、「こんなことってできるの?」といった疑問をお持ちの方も、お気軽にご参加ください。
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