【最強カメラバッグ】PGYTECH OneMo2 BackPackをレビュー!製品を愛してやまない旅行好きが使い方を紹介します(後編)
こんにちは、セキドの黒川です。もうすぐ年末年始ですが、皆さまご予定はいかがでしょうか?
長期連休をとり、旅行に行く方もいらっしゃるかと思います。そんな時にオススメなのが、私が愛用しているバッグパック PGYTECH OneMo2 BackPack 35L です。前回の続き、3泊4日の旅行で PGYTECH OneMo2 BackPack 35L をどのように使ったかレビューしていきます。
前半のレビューは、こちらからお読みください。後半も魅力がたくさん伝わるよう、細かな点までご紹介していきます。
OneMo2 BackPackレビュー!
旅行好きが使い方を紹介します(前編)
実践編2日目:電車移動と買い物
前編同様、持ち出し機材は、Hasselblad X2DとRICOH GRIIIを中心に組んでいます。レンズはXCD 4/28P、XCD 2.5/38V、XCD 1.9/80、XCD 2.8/135の4本です。
2日目は青春18きっぷを購入し、電車で和歌山県の海岸沿へ向かいます。ここからは基本的に電車やバスを乗り継いで移動します。まずは大阪で途中下車して、駅弁と大阪の地酒を買いつつ、和歌山駅を目指します。
電車に乗ってバックパックを置いたときに、ストラップや腰ベルトが飛び出ていると通路の邪魔になったり、他の方に踏まれてしまいます。そこで、バックパネル(バックパックの背あて部分)中央部にある持ち手部分に腰ベルトをひっかけて、ショルダーをまとめておきます。これで必要な時はショルダーを持って移動でき、電車内でもある程度コンパクトにできます。
南下して紀伊田辺駅に到着しました。次の電車が来るまでに、駅から片道500mと近い場所にある世界遺産の鬪雞神社(とうけいじんじゃ)を見に行きます。
その後、さらに南下して2日目の目的地である白浜駅に到着です。友人にオススメされた、宿泊先への道中にある西日本最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」に立ち寄りました。
閉店間際だったため、新鮮な刺身を格安で手に入れられました!さらに地酒も購入し、夕食の準備が整いました。雨が降っていたので買ったものは全て、バックパックのパーテーションを変えて収納しました。
OneMo2 BackPack は内部のパーテーションを自由に配置できます。どこにでも貼り付けて固定できるため、荷物に合わせて現地で2気室に分けることができます。カメラバッグとして設計されていますが、カメラ以外もたくさん入れられるのが非常に便利です。
この日のメインは日本三大温泉ともいわれていた、白浜温泉を楽しむことだったので、宿泊先のホテルでゆっくり堪能しました。寝る前には地酒と刺身を味わいました。写真を見返しながらのこの時間、幸せでした!
3日目:和歌山観光から伊勢を目指して
3日目は和歌山後半戦です。まずはホテルで白浜温泉の朝風呂を楽しんでから出発です。三重県の伊勢を目指して紀伊半島を回って、行けるところまで移動して泊まります。
ホテルの近くにある千畳敷を見たあと、昨日に続いて「とれとれ市場」で地元の特産品であるサンマの押し寿司を確保して電車に乗り込みます。
この日の目的地は八咫烏(やたがらす)が有名な熊野那智大社と那智御滝です。まずは本州最南端の駅である串本へ向かいます。
電車旅が続きますので、 OneMo2 BackPack の腰ベルトを外してスリムにしておきました。バックパックの腰ベルトは着脱可能です。必要ないときは外してしまっておけるので便利です。
串本を出てさらに北東に移動すると、いよいよ熊野那智大社の最寄り駅、那智駅に到着。ここからはバスで約15分、ようやく今回の旅の目玉である熊野那智大社に到着しました。大学生の頃から一度は行ってみたいとずっと思っていた場所です。期待通りの絶景と建築美に心を奪われたひとときを過ごしました!
憧れの場所で楽しい時間を過ごした後、紀伊勝浦駅まで移動しました。ここには島全体がホテルのような造りの「ホテル浦島」があります。まだ時間に余裕があるため、途中下車して温泉だけ堪能しに行きました。様々な景観の温泉があり、中でも有名な岩をくり抜いた洞窟のようになっている忘帰洞(ぼうきどう)と玄武洞(げんぶどう)を楽しんできました。残りはまた次回来たときの楽しみにとっておきます。
さて、ゆっくり温泉に入りすぎてしまったので、ホテルから駅まで約1.7kmを走って電車に向かいます。17時17分の最終電車に乗れなければ、ここに泊まることになります。発車まで残り15分でしたが、全力疾走で無事に間に合いました。このまま松阪へ移動します。初めての三重県に到着し、明日の伊勢参りに控えてゆっくり休みます。三重には魅力的な地酒がたくさんありますので、ホテルに荷物を預けて夜もしっかり楽しみました。
最終日:伊勢神宮と門前町を堪能
最終日は伊勢神宮お参り後、名古屋の夜行バスを目指して移動します。さっそく松阪駅から伊勢に向かいます。伊勢神宮では外宮から内宮へと巡っていきます。
さすが有名な観光地ということもあり、海外の観光客を含め、たくさんの人でにぎわっていました。写真を撮りつつあちこち歩き回るため、OneMo2 BackPack に付属のショルダーバックをうまく活用して伊勢参りを楽しみます。正宮からは撮影不可となっているため、写真は載せられませんが、しっかりとお参りしました。
付属しているショルダーバックですが、私は斜め掛けせずに両肩とも通して身体の前にバッグが来るようにしています。斜め掛けすると首が疲れてしまいますが、この方法だとバックパックのショルダーストラップに丁度引っ掛かり、重さもバックパック側に流せて首が疲れにくくなります。
伊勢神宮内宮周辺は飲食店や酒屋が多く、景観も古き良き木造建築で統一された美しい場所です。ここでは三重の地酒を2本購入し、松阪牛や伊勢マグロの寿司や伊勢うどん、三重名物の赤福を堪能しました。
伊勢の街並み探索も終わり、いよいよ旅も終盤となりました。夜行バスの出発場所である名古屋を目指して最後の電車移動です。重い荷物を背負いながら歩いていたので、電車の中では上着を脱いで、リラックスしながら最後の目的地に向かいます。
OneMo2 BackPack はバッグ外側の上部と下部にアタッチメント機能を搭載し、アクセサリーストラップで小型三脚などを縛って取り付けることができます。もちろん、上着も留めることができます。バックの中に収納できないときや、一時的に荷物になるときに固定できる便利な機能です。
名古屋に到着後、夕食を食べてお腹を満たしたところで夜行便の出発時刻になりました。4日間、長かったようで短かった、非常に濃い旅となりました!
さて、PGYTECH OneMo2 BackPack 35L で3泊4日を旅した長編レビューはいかがでしたでしょうか?カメラを入れることに特化し、大砲と言われる超望遠レンズを収納できる優秀なバッグですが、この気室の大きさとパーテーションの自由さ、拡張性と多機能性に優れているからこそ、旅行用のバッグとしてもおすすめできる逸品です。使い方を考えてからでも良し、入れるものを決めてからでも良し、あるいは、購入してからどうするか考えても良しです。私が愛してやまないこの OneMo2 BackPack、ぜひ皆さんにも使っていただきたいです!