その使い方、無限大。期待の新商品「OneMo Travel」レビュー!
こんにちは、セキドの黒川です。先日アマゾンギフトカード付き先行予約を開始したPGYTECHの OneProシリーズ の、勢いが素晴らしいです!PGYTECHの「Pro」は世界中で大人気のようで、総代理店セキドとしても、ユーザーかつファンの私個人としても嬉しく思います。
そんな中PGYTECHが、またもや新しい種類のバッグを発売いたしました。その名も「OneMo Travel Backpack(ワンモートラベル バックパック)」です!
以前からユーザーの欲しい機能を取り入れては人気を高めているOneMoシリーズのトラベルバッグでございます。
高性能を追求した OnePro だけでなく、幅広い用途で使いやすい大容量バッグの登場です。今期のPGYTECHは「攻め」てます!
PGYTECH OneMo Travel とは?
新商品は名前からもわかるように、旅行者向けとして開発されました。しかしながら、PGYTECH のバックパックの中で最もメインコンパートメントへのアクセス方法が多く、持ち運び方法も多い変幻自在なバッグであり、ハッキリ言って使い方次第でどんな方にも相性が良いバッグとなっております。もちろん大容量カメラバッグとしても使用できますので、お持ちのカメラバッグに容量不足を感じる方や、カメラバッグを購入しようと検討されている方も要チェックです。
OneMo Travel Backpackのスペック
OneMo Travel Backpack | |
サイズ(外寸) | 拡張前 35L:330 × 540 × 220mm 拡張後 50L:330 × 540 × 385mm (W × H × D) |
サイズ(内寸) | 拡張前 35L:310 × 520 × 210mm (W × H × D) |
重量 | 1.9kg(アクセサリー含むと2.6kg) |
カラー | トワイライトブラック、オリーブグリーン |
容量は35Lのみで、カラーは2色から好みのデザインに合わせてお選びいただけます。
OneMo Travel Backpack の特徴
1. シンプルで自由な収納力
このバッグ最大の特徴は何といっても「シンプル」であるところです。何がシンプルかというと、こちら。
OneMo 2 BackPack が仕切りが豊富で収納上手ならば、OneMo Travel Backpack はお好きな物を好きなように詰め込んで!という自由な収納を得意としております。例えば、私物の機材「PENTAX 645D + A645 600mm F5.6」も装着したまま収納でき、A4プリンター用紙4000枚入れてもこの通り。
実際に入れるかどうかはさておき、これだけ大きなものが入るのならばと思うと、収納方法は無限大です。また、OnePro Flex と一緒に発表されたカメラインサート各種が、OneMo Travel にも固定して設置できるようになっており、カメラやドローン機材を入れるときは大変便利です。
普通のインナーバッグと違って、メインバッグとインサートを固定できるので、インサートが揺れたりズレたりしにくく、機材を安定して運ぶことができるようになっております。カメラインサートは、別売りのアクセサリーとして発売されますので、必要な方はぜひ一緒にお買い求めください。
2. 豊富なアクセス方法
続いての特徴は、メインコンパートメントへのアクセス方法の多さです。OneMo Travel はOneMoシリーズ共通の背面アクセスのほか、フロント側からも大きく開けることができ、どちらも開けるとバッグが輪っか状になってしまうくらい取り出し口が大きく広々としております。
また、サイドアクセスは PGYTECH のバッグで最大クラスの大きさとなっており、多めなカメラ&レンズの組み合わせでも出し入れしやすいように改善されております。
前述したカメラインサートと組み合わせれば、カメラ機材をサイドアクセスから取り出すことも可能ですが、開口部がこれだけ大きいとカメラバッグごと入れてしまって、現地で取り出す、といった使い方もできそうです。
このように隅々まで手を伸ばせて、端にある物まで取り出すことができる大きなバッグというものはなかなか珍しいと思います。
3. 移動や撮影に合わせた4通りの持ち方
その名の通りバックパックとしての持ち運びがメインとなっており、付属のウエストバンドを背面下部に差し込むとウエストベルトが追加できます。ウエストベルトが着脱式ですから、短時間の移動や頻繁にバッグを下ろす場合などウエストベルトが煩わしいなぁ・・・というときも手軽に使えます。
また、このウエストベルトを外してバッグ両端のバックルに取り付けると、なんとショルダーストラップに!ボストンバッグのような肩掛けタイプのバッグとして使用できます。その際に、バッグ底面になるショルダーストラップ部分ですが、隠しポケットに収納された保護用シートで汚れないように保護してくれます。
さらに、フロント側面にありますジッパーポケットを開けるとハンドルが出現。片手で持って運ぶこともできるようになります!
機材を持ち歩きたいときはバックパック、キャンプ用品を運ぶときはショルダー、車に荷物を載せたり降ろしたりするときはハンドヘルド、背面のストラップでキャリーケースと組み合わせてなど、使い方に合わせてバッグのスタイルを変更できるのは大変便利ですね!
4. 圧倒的な拡張性
スペックに記載した通り、OneMo2 BackPack や OnePro Flex と同じく、OneMo Travel も拡張機能を搭載しております。いったいどこがどう拡張するかというと、こうです。
ご覧の通り元のサイズよりも一回り大きくなります!最大拡張時は+15Lの計50Lとなり、PGYTECHのバッグの中でも2番目に大きな容量まで拡張します。それだけでなく、フロントの拡張部分は内部にジッパー式の仕切りを備えており、メインコンパートメントと拡張部分を分けて使用することもできます。仕切りを使わずにメイン部分と拡張部分を一緒に使うこともできるので、容量いっぱいに大きなものを入れることもできるようになっております!自由度が高いですね。
他にも上部に独立して配置された収納スペースがあったり、バッグ本体が丈夫で水や汚れに強い素材でできていたり、ノートPC収納スペースが設けられていたりと、まだまだ細かな工夫がたくさんございます。以前も同じようなことを述べていたような気もしますが、PGYTECHは本当にユーザー目線な製品を作ってくれているのだなと感じます。
総評
いかがでしたでしょうか。「カメラバッグとはこうあるべき」という考え方の枠を外し、いっそのことカメラバッグとして使わないときも使えるバッグである「OneMo Travel Backpack」に可能性を感じた方は多いのではないでしょうか。PGYTECHの良さがカメラバッグ以外でも発揮できるのかと思うと、これからも驚きと感心をもたらす新しいカタチの製品を開発してくれるのではないかとワクワクしてしまいます!実際に今作でも、社内で「あなたならどう使いますか?」と質問してみると、多種多様な回答があって面白かったです。
ひとつのバッグで無限の使い方ができるPGYTECHの新しいバッグ、ぜひおひとついかがでしょうか?