バイク車載動画におすすめ!DJI Osmo Action ヘルメット顎マウントを徹底検証してみた
こんにちは。DJI CAMPインストラクターの池田です。
遠方に一人旅をするのが好きです。とくに片道10時間以上の長距離フェリーに乗るのが好きで、携帯電話の電波も届かない空間で海を見ながらボーっとして過ごしたり、船に揺られながらお風呂に入ったりして「非日常」を味わうのは僥倖と言っても差し支えありません。一人旅をすると、行先やトラブル発生時の対応など「自分で決断しなければいけない状況」に多く遭遇するため、旅を終えて帰宅すると何だかひと回り大人になったような気持ちになりますね。
なお、旅のお供に撮影用のカメラがあると、帰ってきてからの楽しみが更に増えるのでおすすめです。
今回は、DJI が Osmo Actionシリーズ 向けに発売した新製品 DJI Osmo Action ヘルメット顎マウント を徹底検証していきたいと思います。
モトブロガー(Vlogのバイク版)デビューしたい方や、ツーリング中の様子を動画で記録したい方、私の北海道ツーリングの動画を見たい方まで広くお読みいただければ嬉しいです。
ヘルメット顎マウントってどんな風に撮れるの?
まずは実際に、ヘルメットの顎付近にアクションカメラを取り付けて撮影した動画を見てみましょう。こちらは北海道のハートランドフェリーが運航する「アマポーラ宗谷」から下船するときの映像です。利尻島から稚内に戻ってきた時ですね。車両は泣く子も黙る Kawasaki Ninja 650、本州から10日間の旅だったので荷物が満載になっています。
次は、走行中の動画です。アクションカメラを取り付ける位置は様々な選択肢がありますが、ライダーとして色々やってみた結果、ヘルメットの顎に取り付けるのが最も実際の視線に近いということが分かりました。
“取り付けるときに水平をうまく取らないと映像が斜めになる” という、ちょっと気を付けなければならないポイントもありますが、頭頂部や車体に取り付けるよりもリアルな撮影成果を手に入れることができます。こんな臨場感のある映像、ライダーなら撮ってみたいですよね?
DJI純正の顎マウント、出ました。
そんなライダーの皆様へ、DJI Osmo Action シリーズ向けに新しいアクセサリーが出たんです。それがコチラ。
税込2,200円という超破格で、ヘルメットを傷付けにくい柔らかな素材でできています。固定はマジックテープ式になっていて、2ヶ所で留められるので落下に対してのリスクマネジメントもばっちり。商品写真だけでは伝わりにくいと思いましたので、取り付け方は私物のヘルメットを使って後述します。
実際に取り付けてみた
それでは、2種類のヘルメットに取り付けてみましょう。
NOLAN X-803 ULTRA CARBON <Casey Joel Stoner>
まずは、私のいちばんのお気に入りヘルメットです。オーストラリア出身のレーサー、ケーシー・ストーナーのモデルで、カンガルーがデザインされています。タイトなフィット感でスッキリしたフォルムがカッコいい ノーラン ですが、まずはこちらに取り付けてみましょう。
あまりに気に入りすぎているため、「絶対に傷を付けたくない!」という思いからこれまでアクセサリーを取り付けたことは一度もありませんでした。特にテープ類を使って取り付けるカメラマウントは剥がすときに塗装に悪影響を及ぼすのではないかと懸念し、避けてきました。
顎マウントを箱から取り出し、Osmo Action 3 を取り付けます。GoProマウントに対応した止めねじがはじめから付いているので、追加の部品を用意する必要はありません。
裏面です。ヘルメットに触れる部分も柔らかいシリコンゴムのような素材でできているので、傷がつく心配はなさそうです。集合体恐怖症の方、スミマセン。
それでは、取り付けてみましょう。顎マウントをヘルメットに仮置きし、ストラップを内側に通します。マジックテープ式のストラップが2本ついていますので、左右1本ずつ通してください。
取り付けが完了したところです。
Osmo Action 3 を取り付けた状態で、ヘルメットを着用してみました。カメラの位置は鼻先のあたりに来ますので、視界を邪魔することもなく快適です。こんな安くて使いやすいアクセサリー、もっと早く欲しかった…!
SHOEI GT-Air Ⅱ
お次は、ロングツーリングならコレ一択!とハードに使い倒している SHOEI のヘルメットです。クリアシールドがついていますが、スモークシールドが内蔵されているのでカンカン照りの日も目を守ることができます。夜遅くなった時はワンタッチでクリアシールドにできるので、安全に走行できるのも嬉しいポイントです。
NOLAN X-803 から外したマウントを取り付けてみます。こちらも問題なさそうですね。インカムとの干渉もありません。
顎部分を横から見たところです。滑り止め付きのラバーがヘルメットと接しているので、急にズレてしまうことも防げそうですね。
ヘルメットの顎部分を下から見てみました。2本のマジックテープで固定するだけなので、簡単ですね。
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いかがでしたでしょうか。コスパ抜群、使いやすさ抜群、もう言うことなしのヘルメット顎マウントです。忖度無しに自信を持っておすすめします。ライダーのみなさんにはぜひ Osmo Action 3 とセットでお求めいただきたい商品ですね。ガンガン使い倒しちゃってください。
臨場感のある滑らか動画もジンバルみたいな水平動画も撮れるツーリングカメラの決定版!
Osmo Action 3 & ヘルメット顎マウントについては、DJI認定ストア 東京虎ノ門 でも展示・販売を行っております。私、池田も在籍しているストアですので、ぜひお気軽にご来店ください。
みなさまのお越しをお待ちしております!