DJI Action 2 の遠隔操作を便利に!グローブ対応の延長ロッドをレビュー
こんにちは。DJIインストラクターの池田です。
世の中では NFT がバンバン売れているというのに、今さら銀座の画廊で絵を買いました。某展覧会に出されている作品なのでまだ手元には届いていないのですが、受け取りまでに作者がサインを入れてくれるらしく、今から楽しみにしています。予約した商品が手元に届くまでの時間って何ともワクワクしますよね。
さて、今回は 2022年2月に新発売となった DJI Action 2 延長ロッド のレビューをしていきます。
DJI Action 2 のオーナーさんはもちろん、バイクやスノボなどグローブを装着した状態で行うアクティビティやスポーツが好き!という方にもお楽しみいただけるような検証をしてみました。ぜひご覧ください。
より使いやすく、より強く。アクションカメラとして正常進化した3代目はコチラ!
DJI Action 2 延長ロッド のスペック
まずは数字的なところから見ていきましょう。
DJI Action 2 延長ロッド の大きさ
はじめに大きさですが W30 × D34 × H165 mmで、延長時の長さは 378mmです。重さは 110gで Action 2 Powerコンボ本体とほぼ同じで Dual-Screenコンボ本体より若干軽いです。
延長時の画角をチェック
「縮めた状態と延長した時でどのくらい画角変わるの?」を確認するためテストしてみました。「10年前のギャルにありがちなポーズ」をしてみました。協力は営業2部のKさんです。インコ飼い仲間ということで仲良くしてもらっています。インコっていい匂いしますよね。
背景の入り方が大きく変わりますので、「周りを広く写したい!」というときにはフルサイズに伸ばすのがオススメです。
リモコンの充電は?
そしてこちら、充電式リモコンです。マグネット式になっていますので、ロッドから着脱できます。USB-Cポートが付いていて、ケーブルを使って充電する仕組みです。フル充電には55分かかりますが、最長で5時間使うことができますので、1日遊び倒せますね。ちなみに動作温度は-10~45℃です。
今のところ DJI Action 2 のみに対応していて、DJI Pocket 2 などには対応していません。欲張って接続を試してみましたがダメでした。
革グローブと物理ボタンの相性が最高
この延長ロッドを初めて見たとき、思ったんです。「なんでわざわざこれ出したの?」と。DJI Action 2 はスマホアプリ DJI Mimo を使えば遠隔操作ができるのに、わざわざこれを出してくるということは、必ず何かしらの理由があるはずだと思ったのです。
正解かどうかは分かりませんが、ひとつの可能性にたどり着きました。物理ボタンの必要性です。GoPro Heroシリーズや、DJI Action 2 のようなアクションカムを使って撮影するアクティビティは大概ハードなものが多く、素手よりもグローブを装備している時間が長いから物理ボタンが必要だったのではないか?という仮説を立ててみました。タッチパネルってグローブしてると、まず反応しないんです。この延長ロッド、それを解決してくれるんですよね。
実際に RS TAICHI のレザーグローブを装着した状態で使ってみました。これはバイク用のグローブで、ヤギ革を使っています。礼文島にも利尻島にも一緒に旅をしたグローブです。
粒の大きなボタンを採用しているので、グローブをつけていて多少指先が不自由な状態でも操作感バッチリです。しっかりと「ボタンを押している感覚」が伝わる設計になっていました。実家のような安心感です。
DJI Action 2 延長ロッド の使い方
では、ここからは製品の使い方を紹介して参ります。基本は遠隔シャッターだと思ってもらえれば間違いありません。
電源の入れ方・切り方
前述の通り、こちらの延長ロッドですが「充電式」です。まずは十分に充電してから電源を入れましょう。電源を入れるときは赤いシャッターボタンを長押しします。
電源が入った状態でリンクボタンを長押しすると、DJI Action 2 と接続することができます。一度接続したことのある DJI Action 2 の場合、2回目以降は電源を入れて10秒くらい経つと自動で接続されますのでリンクボタンを押す操作は不要です。接続がうまくいかない場合は再起動するか、DJI Mimoアプリと接続してファームウェア更新を試してみてください。
撮影方法
シャッターボタンを押すと写真・動画が撮影されます。動画の録画停止には、もう一度ボタンを押してください。
動画・写真のモード切り替え
録画ボタンの上についている5Dボタンを使います。1度押し込むと撮影モード選択画面に入り、5Dボタンを左右に操作することで写真、動画、クイッククリップ、スローモーション、ハイパーラプス、タイムラプスを選ぶことができます。数秒放置するか、5Dボタンをもう1度押すことで撮影モードが決定されます。
実際に試してみるなら!
セキドオンラインストアで販売中の DJI Action 2 延長ロッドは、もちろん DJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多 でも展示および販売を開始しております。
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なかなか完成度の高いアクセサリという所感でしたが、まずはやはり実物を一度触ってみてください。皆さまのご来店お待ちしております!