DJI RS 2 ファームウェア更新のお知らせ(2020.11.26)
■ファームウェアバージョン
本体FW :v01.02.00.30
Raven Eye 映像転送システム :v01.01.00.10
DJI Ronin アプリ(iOS) :v1.4.4
DJI Ronin アプリ(android):v1.4.4
■新機能
・3Dフォーカス機能が追加されました。
DJI Ronin 3DフォーカスシステムおよびDJI Ronin フォーカスモーターとセットで使用することで、
マニュアルレンズのフォローフォカース機能を更に手軽に使用することができます。
DJI Ronin 3Dフォーカスシステム 詳細
・ドリーズーム機能が追加されました。
Focusモーターとセットで使用する場合、Focusモーターの可動範囲(A&B地点)と回転時間を設定することができます。
■新規追加
・「Sony A7SⅢ/A7C」+「マルチカメラ制御ケーブル(Type-C)」のセットで使用時の
録画制御機能、カメラパラメータ設定機能、
および「互換性のあるSony E-マウントレンズ」とセット使用時の
フォーカス電子制御機能とカメラ制御ボタン半押しによるオートフォーカス機能が追加されました。
・「Sony PXW-Z90V、FDR-AX100E」+「マルチカメラ制御ケーブル」のセットで使用時の
録画制御機能とズーム機能が追加されました。
・「Nikon Z6Ⅱ/Z7Ⅱ」+「マルチカメラ制御ケーブル(Type-C)」のセットで使用時の
シャッター/録画制御機能、カメラパラメータ設定機能
および「互換性のあるNIKKORレンズ」とセット使用時の
フォーカス電子制御機能とカメラ制御ボタン半押しによるオートフォーカス機能が追加されました。
・「Nikon D500」+「マルチカメラ制御ケーブル(Micro-USB)」のセットで使用時の
シャッター/録画制御機能、カメラパラメータ設定機能
および「互換性のあるNIKKORレンズ」とセット使用時の
フォーカス電子制御機能とカメラ制御ボタン半押しによるオートフォーカス機能が追加されました。
・「Canon EOS-1DX」+「マルチカメラ制御ケーブル(Mini-USB)」のセットで使用時の
シャッター/録画制御機能、カメラパラメータ設定機能
および「互換性のあるEF -マウントレンズ」とセット使用時の
フォーカス電子制御機能とカメラ制御ボタン半押しによるオートフォーカス機能が追加されました。
・「Canon EOS C70」+「マルチカメラ制御ケーブル(Type-C)」のセットで使用時の
録画制御機能が追加されました。
・「Panasonic S5」+「マルチカメラ制御ケーブル(Type-C)」のセットで使用時の
シャッター/録画制御機能、カメラパラメータ設定機能
および「互換性のあるL-マウントレンズ」とセット使用時の
フォーカス電子制御機能とカメラ制御ボタン半押しによるオートフォーカス機能が追加されました。
・「Panasonic BGH1」+「マルチカメラ制御ケーブル(Type-C)」のセットで使用時の
録画制御機能、カメラパラメータ設定機能
および「互換性のあるMicro 4/3-マウントレンズ」とセット使用時の
フォーカス電子制御機能とカメラ制御ボタン半押しによるオートフォーカス機能が追加されました。
■機能更新
・DJI Ronin アプリにて「Olympus E-M1II」の絞りパラメータ設定機能が追加されました。
・「Screen overturn」機能が追加されました。
本機能をONにすることで、スクリーン表示の向きがジンバルの使用形態に応じて自動で上下逆さまに変換するようになります。
(メイン画面を左方向へスワイプ→「その他設定」→「Screen overturn」)
・タッチスクリーンの応答性能が最適化されたことにより、スクリーンをドラッグしてフレームを描くことで、
アクティブトラック機能を素早く起動させることができるようになりました。
・アクティブトラックモード使用時に、チルト軸フォローをOFFにすることができるようになりました。
(チルト軸は現在の方向を維持し、被写体をフォローしなくなります)
・Focusモーター可動限界位置のキャリブレーション&解除機能が追加されました。
(スクリーンのメイン画面を左方向へスワイプして設定画面に入った後、本機能を使用することができます)
・Futaba Sbus送信機によるジンバル3軸の回転制御、シャッター/録画制御、プロファイル切替、
センタリング/セルフィーモード切替機能が追加されました。
(Futaba T14SG+R7008SB受信機でテストした結果)
・RavenEye 映像伝送システムにて、カメラ制御ケーブル経由でのカメラパラメータ設定機能が追加されました。
・RavenEye映像伝送システムの電源管理が最適化されたことにより、
DJI RSC 2とセットで使用時の全体的な稼動時間が向上しました。
・スクリーンのUI設計が最適化されました。
・RavenEye 映像伝送システムの接続体験が向上しました。
電源ボタンを6回押すことで、RavenEye 映像伝送システムがパスワードレスの状態になり、
モバイル端末とWi-Fi接続後、DJI Roninアプリ内で8桁のパスワード(アルファベットと数字の両方を含む必要あり)
を設定する必要があります。
・BMPCC 4Kカメラとセットで使用している場合、
撮影フレームレート設定時に一定の確率でジンバルの3軸が脱力してしまう問題が修復されました。
・「Nikon Z5/D780/D5+Raven Eye映像伝送システム」のセットで使用時に
映像伝送画面が表示されない問題が修復されました。
・「Panasonic GH5/GH5S/S1/S1H/G9」とセットで使用時、
電源ONの状態でカメラ制御ケーブルの抜き差しを行った場合、低確率でカメラが制御できなくなってしまう問題が修復されました。
・「Olympus E-M1II」とセットで使用時、電源ONの状態でカメラ制御ケーブルの抜き差しを行った場合、
カメラの初期化が繰り返して行われる問題、およびAFモード下において写真を撮影できない問題が修復されました。
・「Sigma FP」とセットで使用時、AFモード下においてカメラ制御ボタンを長押ししても写真を撮影できない問題が修復されました。
※注意※
・本FWの新機能を正常に使用するために、必ずDJI Ronin アプリを最新Ver.にアップグレードしてください。
・DJI RS 2 / RavenEye 映像伝送システムを、それぞれBluetooth/Wi-Fi経由でモバイル端末と接続した後、
DJI Ronin アプリを使用してFWアップグレードを行ってください。
アップグレード中は接続を切断しないように注意してください。
・アップグレード中にジンバルモーターが動作していない状態となっているため、
カメラが搭載されている場合は、カメラレンズを傷つけないように注意してください。
・アップグレードに失敗した場合、DJI RS 2 を再起動した後に再度アップグレードを行ってください。