Insta360 大幅アップデートのお知らせ:スナップウィザード、クイックリーダー等(2021.11.22)
Insta360は21年11月22日に、更に進化した映像手ブレ補正、ファイル転送、リフレーミングといった、アクションカメラの全体ワークフローを高速化させるアップデートを発表いたしました。
スマートフォンで編集とShareの可能性を広げる「スナップウィザード」を筆頭に、各種機能追加・改善が盛り込まれた
今年最後になるかもしれないInsta 360の大幅アップグレードとなります。
アプリの更新→製品の更新と作業を実施いただき、新機能を最大限に活用しましょう!
スナップウィザード:革命をもたらす360度動画のリフレーム方法
360度カメラモードの最も魅力としては、「撮影してからカメラの視点指定する事ができる」リフレーミング機能です。
360度撮影なので、ユーザーは撮影時にカメラを向ける方向を気にする必要はありません。
撮影後、360度映像編集時に最適な角度を見つけ、それをフラットな動画に書き出しできますが、
通常このリフレーミング作業は便利な反面、多少の慣れと手間が必要でした。
新採用の「スナップウィザード」機能は、アプリ内で簡単な操作を行うだけで、リフレーミング作業を効率化させるInsta360アプリの新しい画期的ツールです。ユーザーは録画した360度動画を開いて「スナップ」を選択し赤い録画ボタンをタップ。
後はアプリに編集内容を録画させるだけです。
また、「スナップウィザード」中は、次の方法のいずれかでカメラ操作が可能です。
- スマートフォンを物理的に動かして、動画を希望のアングルに調整します。
- 画面をスワイプして、動画を希望のアングルに調整します。
- 画面右のスライダーでズームインおよびズームアウトします。
- アプリに組み込まれている「ディープトラック2.0」を使用して、ターゲットを選択します。AIがそれを認識し、映像を自動的にリフレームし、ターゲットがフレームの中央に来るように追跡します。
ユーザーは、同じクリップを使用して、複数のリフレーミング編集を並べて録画することもできます。リフレームされた動画は、ボタンをタップするだけで、スナップウィザードインターフェイスから即座に書き出しができます。解像度の設定は固定されますが、この高速ワークフローはSNSへの共有や、外出先での編集に最適です。キーフレームを編集しての作業も、既存の編集インターフェースで引き続きご利用いただけます。
※スナップウィザードは、A11チップを搭載したiPhone8以降のモデル、 M1チップを搭載したiPad、 およびKirin990以上のチップ(Huawei Mate 30以上など)、Snapdragon 855以上のチップ(Google Pixel 4 / Xiaomi Mi 9以上など)、またはExynos 990以上のチップ(Samsung Galaxy S20以上など)を搭載したAndroidデバイスとのみ互換性があります。
Insta ONE R 4K/1インチ広角モジュール追加機能:
クイックFlowState 手ブレ補正:ジンバルで撮影したような滑らか映像を編集不要で実現
ONE R 4K/1インチ広角モジュールでのジンバルを使用したような動画の撮影が、新しいカメラ内手ブレ補正モードである「クイック(FlowState 手ブレ補正)」モードにより、更に簡単かつ高速に実現できます。
「クイック」モードは、以前の「ベーシック」カメラ内手ブレ補正アルゴリズムのアップグレードで、手ブレ補正が大幅に改善されました。カメラ内手ブレ補正のレベルは、撮影後に適用できるInsta360の手ブレ補正アルゴリズムに匹敵します。
。
「クイック」モードで録画された動画は、Insta360アプリやデスクトップソフトウェアInsa360 Studioでの編集が不要で、すぐに共有ができます。この編集ステップが省略されることで、圧縮する必要なく、より鮮明な映像が得られます。このモードは、4K 50fpsの標準およびループ撮影モード、および以前は「ベーシック」手ブレ補正でサポートされていた4K 30fps、25fps、および24fpsモードでも使用できるようになりました。
水平維持を有効にし、撮影後にアスペクト比を調整するには、ユーザーは「プロ」モードで撮影し、Insta360アプリまたはInsta360 StudioでFlowState手ブレ補正を適用できます。
購入後も機能追加と改善で楽しみが尽きない360度カメラのInsta 360各製品を是非、よろしくお願いします。