Matrice 300 RTK の新機能「高解像度グリッド写真」の詳細をご紹介!
こんにちは、セキドの北村です。
今回紹介させて頂くのは、2020年5月に発売されたDJIの業務用フラッグシップドローン「MATRICE 300 RTK」の専用カメラ「Zenmuse H20」シリーズの機能である、「高解像度グリッド写真」機能です。
高解像度グリッド写真とは?
高解像度グリッド写真では、広角カメラビュー上で、撮影対象となるエリアをフレームで囲むと、ズームカメラがそのエリアの20MP写真を自動で複数枚撮影します。
撮影された複数の写真は、全景画像と一緒に保存され、細部まで詳細に確認することができます。
そのため、撮影箇所の特定も容易で、大型のインフラ点検などに非常に便利な機能となっております。
高解像度グリッド写真の撮影方法は?
まずは動画で確認!
高解像度グリッド写真の撮影方法については、一連の流れを動画でご紹介いたします。
まずはこちらをご覧ください。
キャプチャ画像で撮影手順をご紹介
それでは、動画でご紹介した高画質グリッド写真の撮影手順をキャプチャ画像と合わせて解説いたします。
1. 高画質グリッド写真モードの選択
「MENU」から「Photo」の設定に入り、「High-Res Grid」を選択します。
2. 撮影対象エリアの調整
選択すると画面内にエリアが表示されます。
対象エリアを拡大すると2分割になります。
3. 撮影対象エリアの選択
撮影したい対象物にエリアを合わせます。
4. 撮影倍率の設定
倍率を変更し分割数を変更します。(倍率を10倍に変更)
5. 撮影倍率の設定_2
倍率を変更し分割数を変更します。(倍率を15倍に変更)
シャッターボタンを押すと開始されます。
6. 撮影画像の確認
撮影最中に「Zoom」をタップすると
ズームカメラに切り替わり、その時点で撮影している画像を確認することができます。
7. 撮影終了
撮影が終了すると完了画面が表示されます。
撮影画像の確認
「View Results」を選択すると、撮影した全体像を見ることができます。
また、各箇所をタップすることで分割部分を確認することができます。
さらに詳しい機能や活用事例が知りたい方は
「高解像度グリッド写真」の撮影・確認方法は以上です。
ご覧いただいた通り、ビルや工場、橋梁など大型インフラの点検に非常に便利な機能となっており、オートで実施できるため難しい操作・操縦も必要ありません。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
高解像度グリッド写真の撮影に使用した製品の詳細はこちら
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