リターントゥホーム?障害物センサー?ジンバルってなに?ドローンを使うなら知っておきたい専門用語集はこれだ!
DJI認定ストア 東京虎ノ門の吉田です。
今回の記事では、いまさら聞けない&そんな言葉聞いたことないよ!といったドローン専門用語をまとめてご紹介いたします。
Mavic Air 2 や Mavic Mini といった手軽に始めるのにぴったりなドローンが発売され、初めての専門用語に悪戦苦闘している方も多いのでは?
そんな方に向けた説明書を読むための説明書ですので、どうぞ軽い気持ちで読んでいただければと思います。
もちろん、ドローンに慣れた方も改めてご覧頂いて、最新モデルに搭載された機能をご確認ください!
いまさら聞けないドローン専門用語はこれだ!
VPS(障害物センサー)
多くのDJIドローンに標準搭載されている衝突防止用センサーを VPS といいます。
このセンサーの開発後、ドローンの墜落、故障の事例は非常に少なくなりましたね。
機能としては、機体から30m圏内の障害物を認識し、5m手前でアラートを出し、2m手前で機体を静止させるというものです。
実を言うと私も初心者の頃は、随分このセンサーに助けられました。
このセンサーですが、機体が高額になるにつれ搭載箇所や搭載個数が増える傾向にあります。
13万円弱の Mavic Air 2 では前後下、20万円弱の Mavic 2 では前後左右上下、というような感じですね。
また、センサーの種類もカメラセンサーや赤外線センサー、少し旧型のものですと音波センサーというのも存在します。
もちろん搭載箇所が多いほど安全性が高まりますので、そういった意味では高額な機体の方が初心者の方には向いているともいえます。
機種名 | センサー位置 | センサー種類 |
Mavic 2 Pro / Zoom | 前 / 後 / 左右 / 上 / 下 | カメラ / 赤外線 |
Phantom4 Pro V2.0シリーズ | 前 / 後 / 左右 / 下 | カメラ / 赤外線 / 音波 |
Mavic Air 2 | 前 / 後 / 下 | カメラ / 赤外線 |
Mavic Mini | 非搭載 | 非搭載 |
Spark | 前 / 下 | カメラ / 赤外線 |
Tello | 非搭載 | 非搭載 |
RTH(リターン トゥ ホーム)
ドローンを扱う上でやはり気になるのが、墜落事故ですよね。
実際毎年多くの方がドローンを墜落させています。
事故原因としてはどんなケースが多いのでしょうか?
実は、目視でドローンを確認できない、長距離飛行時での操縦ミスが数多く報告されています。いわゆる目視外飛行中のロストというやつです。
しかし、安心してください。
そんな緊急事態のために、DJIドローンには RTH という機能が搭載されています。
(GPS搭載機のみ)
送信機上に配置されたRTHボタン起動時や、バッテリー容量が少なくなった際にシステムが起動し、機体は一定高度を維持しつつ離陸場所などのホームポイントと呼ばれている場所に帰還します。
注意点として、GPSを使って位情報を習得しているので、GPS取得数が10個を切ると使用ができなくなります。
また、RTH使用中にバッテリーが底をつきそうな場合、ドローンは真下が海面であろうと着陸を開始いたしますので、くれぐれもお気を付けください。
ジンバル
テレビなどで空撮を目にする機会も当たり前になった今日この頃ですが、皆さんこう感じられたことはありませんか?
「ドローンって綺麗な映像が撮れるんだなぁ」
これ、実は凄いことでして、、、
普通に考えると、空に浮かんだ飛行物に搭載されたカメラが滑らかな映像を撮影できるはずないんです。
風が吹けばカメラは揺れますし、プロペラの振動で映像はガッタガタになってしまいます。
それに対して Mavic Air 2 や Mavic 2 で撮影した映像というのは、手振れもなく、非常に滑らかなものになっています。
その秘訣がジンバルという機構に宿っています!
ジンバルは、2~3つのモーターで構成されており、縦方向 / 横方向 / 回転方向の衝撃を打ち消す構造になっています。
フェイルセーフ
フェイルセーフというのは、いわゆる安全設計の事です。
DJIドローンでは、機体と送信機間の通信が途切れた際に発動する機能となっています。
機体設定から発動時の挙動が選択可能となっており、RTH / ホバリング / ランディング の3つから任意の物を選択します。
これら3種類の挙動ですが、飛行時の状況によって設定を変える必要があるのをご存知でしょうか?
例えばドローンによる点検を行う際、現場の地面に資材が転がっている場合があるかと思います。
そういった時、その場で着陸をしてしまう「ランディング」に設定すると、緊急時に事故へと繋がる恐れがありますので、ホバリングもしくはRTHに設定する必要があります。
このように3種類の挙動にはそれぞれ長所短所がありますので、特性を理解しておきましょう。
もっと詳しく知りたいアナタは?!
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今回ご紹介した以外にも、DJI製品には大くの専門用語が存在します。
もうほぼ呪文レベルですね。
それらについてはセキドの製品Q&Aにてご紹介しておりますので、もっとDJI製品について詳しくなりたい!という方はぜひご覧ください。
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今回ご紹介した機能について、実際に製品を見ながら確認したいという方は、ぜひDJI認定ストア 東京虎ノ門にお越しくださいませ。
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