自宅でできるドローンフライト練習!DJIフライトシミュレーターとは?!
こんにちは。株式会社セキドの深澤です。
雨や風の日はもちろん、天候に関わらず外出自粛が求められる中、
「家でも ドローン が飛ばせたらいいなぁ~」
なんて思ったこと、ありませんか?
自宅で Mavic 2 や Phantom 4 Pro を飛ばそうものなら、部屋の中に台風が通ったような状況になりそうで、チャレンジできる方は限られていると思います。
でも実は、室内を散らかすことなく安全にドローンのフライト練習ができちゃう方法があるんです!
今回はそんな夢のようなソフト、「フライトシミュレーター」についてご紹介したいと思います。
DJIのドローンフライトシミュレーターって何?
自動車教習所でお馴染み、シミュレーター教習ってありますよね。
ご経験のある方も多いのではないでしょうか。
ご想像の通り、この「フライトシミュレーター」を使うと、実際の飛行とほぼ同じ動きを画面上で再現できます。
初心者の方の操作方法の練習にはもちろん、「ドローン買ったけど意外と飛ばせる場所がない、、、」という熟練者の方にもおすすめです。
さて、実際にソフトを使ってみましょう。
パソコンでフライトシミュレーターを
使うには?
DJI フライトシミュレーターのダウンロード
パソコンを使う方法では、DJI フライトシミュレーターを商品ページからダウンロードする必要があります。
なお、こちらのシミュレーターはドローンを持っていなくても使うことができます。
DJI フライトシミュレーターの商品ページで、ダウンロードボタンをクリックしてダウンロードしてください。
使用するパソコンの推奨スペックは「GeForce GTX 1060 グラフィックスカード搭載の64 ビット バージョンの Windows 10」となっております。
3Dの描画処理が必要なため、ゲーミングPCやクリエイター向けに組まれたデスクトップPCをお使い頂くことをおすすめします。
ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍してセットアップを始めましょう。
表記は英語となります。
指示に従ってインストールを完了させてください。
インストールを完了させると、アイコンが作成されます。
フライトシミュレーターの初期設定方法は?
フライトシミュレーターのアイコンをダブルクリックして、起動させてください。
フライトシミュレーターを起動すると、DJIアカウントでのログインが求められます。
「Verification Code」には、右に表示されている4桁の英数字を入力してください。
フライトシミュレーターの初期設定はこれで終わりです。
フライトシミュレーターを使ってみよう!
ログイン完了後、【START】ボタンが表示されますので、クリックして開始します。
実際の選択画面がこちらです。
マウスは使えませんので、キーボードのみで操作します。
W(↑)、A(←)、S(↓)、D(→)、Enter(決定)、BackSpace(戻る)を使って、モードを選びましょう。
フライトエリアを選び、Enterで決定すると離発着地点の選択に進みます。
離発着地点はフィールドによって選べる地点数が異なります。
複数のうちから1点を選び、Enterで決定します。
次に機体を選びます。
無料体験版でも、Mavic 2 や Phantom 4、SPARK 等のラインナップが用意されています。
なお、一部の機体については有料のライセンスキーが必要となります。
機体を選択したら、フライト開始です。
こちらは実際のフライト画面です。
フライト中のドローンの操作もキーボードで操作ができるようになっています。
モーター始動:SD↓←を同時に長押し
前後左右:↑↓←→
上昇・下降:W・S
左旋回・右旋回:AD
あとは、フィールド内を自由にフライトすることが可能ですので、思う存分楽しんでください!
DJI GO4 アプリを使って
シミュレーターを楽しむには?
DJI GO4 といえば、Mavic 2 や Mavic Air、Phantom 4 シリーズの操縦でもお馴染みのアプリですよね。
こちらの方法は、既にDJI GO 4 アプリに対応したドローンをお持ちの方限定になりますが、ハイスペックPCがなくても使える方法になります。
シミュレーターを起動する方法
送信機、機体の電源を入れ、通常のフライトと同じように接続します。
トップ画面を開いたら、右上の「≡」をタップしてください。
メニューから「アカデミー」を選びます。
「フライトシミュレータ-」の「開始する」をタップしてください。
シミュレーターの画面に入ります。
機体ステータス一覧はもちろん、カメラ設定、ジオフェンス、リターントゥーホーム機能なども使うことができます。
いつも使っている送信機をそのまま使えますので、操作感が近いこともアプリ版のメリットですね。
なお、選べるのはお持ちの機種のみとなりますので、あくまでもフライトの練習としてお使い頂くかたちです。
どちらの方法でも、ご自宅で思う存分フライトが楽しめますが、あくまでもシミュレーターですので、「やっぱり外で飛ばしたい!」という欲求を抑えつつ、ぜひお試しください。
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