DJI ドローン|PGYTECH SUBLUE HOBBYWING 総代理店 セキドオンラインストア

こんにちは、セキドの北村です。

今回の記事では、先日実施されたアップデートで Phantom 4 RTK に追加された、「地形認識モード」による地形追従データを使ったフライトプランの設定方法についてご紹介します。

アップデートで追加された機能の概要や、「地形認識モード」の概要については前回公開した記事をご覧ください。

Phantom 4 RTK の大型アップデートで
追加された機能とは?

空中写真測量のため専用に設計されたドローンの詳細は下記のリンクをご覧ください。

DJI PHANTOM 4 RTK 詳細

 

 

追加された 地形認識モード の使用方法

それでは、「地形認識モード」を使用するための具体的な設定方法を順にご紹介いたします。

今回ご紹介する内容は、Pahntom 4 RTKとSfM(Structure from Motion)ソフトウェア「Pix4Dmapper」を使った設定方法となります。

PHANTOM 4 RTK + Pix4Dmapper 詳細

 

 

ファイル変換方法

まずは、事前に撮影したデータを「地形認識モード」に必要な「DSMファイル(.tfw形式)」を作成します。

※事前に作成するDSMファイル(.tfw形式)は、標高へ変換せず楕円体高のまま作成してください。

 

1. Pix4Dで出力したDSMフォルダに格納されている「.tifファイル」を、QGISにインポートします。

データのインポートは、ドラッグ&ドロップで行います。

※ 尚、「QGIS」はオープンソースの地理情報システム(GIS)アプリケーションですので、お客様の環境などに応じて内容をご確認頂き、あくまでも個人または組織で判断して頂きご使用ください。

 

 

2. メニューバーから「ラスタ」→「投影法」→「再投影(warp)」をクリックします。

 

 

3. 再投影設定画面で「実行」ボタンをクリックします。

 

実行が完了すると、左下のレイヤ部分に「再投影したラスタファイル」が生成されるので、「再投影したラスタファイル」を右クリックし、「エクスポート」→「名前を付けて保存」を選択します。

 

 

4. ラスタレイヤの保存画面で以下設定を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

出力モード      :「生データ」
形式         :「GeoTIFF」
ファイル名      :「任意名」
座標参照系(CRS):「EPSQ4326 – WGS 84」

「OK」をクリックすると、左下のレイヤ部分に入力した任意名のファイルが出力されます。
※ EPSQ4326 – WGS84 に変換した、「tif」ファイルが生成されます。

 

 

5. メニューバーから「ラスタ」→「投影法」→「投影を抽出」をクリックします。

 

 

6. 投影法を抽出設定画面で「実行」ボタンをクリックします。

 

実行が完了すると「任意名.wld」が生成されます。

 

 

7. 生成されたwldファイルをtfwファイルに変換します。

wldファイル上で右クリック名前の変更から実行します。

 

 

DSMファイル(.tfw形式)への変換方法は以上です。

 

 

Phantom 4 RTK への DSMファイルの追加方法

次に、撮影したDSMファイルを、Phantom 4 RTK に追加します。

 

1. MicroSD内に、「DJI/DSM/○○」の階層を作成します。

※「○○」は任意名で問題ありません。

 

2. 先に作成した「tif」ファイル及び「tfw」ファイルを、作成したフォルダの最下層に保存します。

 

3. MicroSDを送信機に挿入し、ファイルをインポートします。

画面左上の三本線をタップします。

 

次にSDカードアイコンをタップします。

 

DSMファイル一覧画面が表示されますので、インポートしたいフォルダを選択して、インポートボタンをタップします。
※異なるファイル一覧が表示された場合は、上部の「~~▼」部分をタップし「DSMファイル」を選択してください。

 

これで送信機にインポートが完了されます。

 

 

地形認識モードでの DSMデータの呼び出し方法

1. インポートが完了後、ホーム画面から「計画」→「地形認識モード」を選択します。

 

2. 地形認識モードで、「インポートしたフォルダ」を選択します。

 

データの呼び出しが完了すると、地図上に指定された範囲がオレンジ枠で囲まれます。

 

 

3. 枠内をタップすることで、飛行経路を設定できます。

※設定項目の「模造品の細かさ(m)」が、追随する細かさとなります。

 

地形認識モードを使った地形追従したフライトプランの作成方法は以上です。

DJI PHANTOM 4 RTK 詳細

 

ドローンを使った写真測量をご検討なら?

高低差のある測量現場では欠かせない今回ご紹介した地形認識モード。
上記の使用方法を参考に、ぜひご活用ください。

セキド虎ノ門では、空中写真測量専用機 Phantom 4 RTK のほか、あらゆる産業用ドローンについてのお問合せ対応や、産業用ドローン導入に向けたご提案を行っております。

様々な産業・業務に対して、豊富な導入実績からコスト・リソース・リスクを抑えた、最適なドローン導入プラン・ソリューションをご提案いたしますので、お気軽にお問合せください。
導入からご利用までしっかりとサポートさせて頂きます。

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