Mavic 2 Zoomのズーム機能について
こんにちは!セキド DJI 横浜ベイサイド店の平井です。
今回は、昨年8月に発売された「DJI Mavic 2 Zoom」についてご紹介します!
セキド DJI 横浜ベイサイド店にいらっしゃるお客様から、Mavic 2 ProとMavic 2 Zoom、どっちがいいのかをよく聞かれます。
Mavic 2 Zoomを選ばれる時のメリットとして、実際に撮影対象にどこまで近寄った撮影ができるのか、どんな風に活用できるのかなど、参考して頂ければ嬉しいです!
1. Mavic 2 Proとの比較と、Mavic 2 Zoomの特徴
2. 活用方法 ~照明に寄ってみました~
3. 今後の活用事例で考えられること
1.Mavic 2 Zoomの特徴
まず、下のリンクはMavic 2発売当初にMavic 2 Proとの比較を行った記事で、Mavic 2 ProとZoomの全体的な違いについてはこちらをご覧ください。
Mavic 2 ProとMavic 2 Zoomの違いを検証
今回取り上げる、Mavic 2 Zoomの大きな特徴は、光学2倍ズームレンズを搭載し、デジタルズームと合わせると最大4倍までズームできることです。
これまでのDJIドローンでは、この価格帯ではズーム機能を持ち合わせていませんでした。
ズーム機能を使った撮影のバリエーションが増えて、様々な映像を撮ることが可能となり、空中からの「ドリーズーム」といった撮影方法などもできるようになりました!
「ドリーズーム」とは、飛行方向とは逆方向にズームを実施する事で、背景が迫ってくるような映像が撮影できる機能です。
また、ズーム機能を他のインテリジェント機能などと組み合わせることで、簡単に表現力のある撮影が可能となりました。
2. Mavic 2 Zoomの活用方法
Mavic 2 Zoomを購入する目的の一つととして、ドローンによる空撮目的以外にも、
「建物に近寄って映像を撮りたい」
と仰るお客様が多く来店されます。
詳しくは、家屋や倉庫の屋根などの調査、工事現場の全景写真の撮影から、規模が大きくなると橋梁・鉄塔などの点検業務といったインフラ関係にまで、すでに導入して活用されているとお話をお伺いします。
建物などの詳細を撮影する際、ズーム機能がない場合は撮影対象に近寄って撮影しなければいけなかったのですが、ズーム機能を使うことにより、対象との距離を取って安全に撮影を行うことができるメリットも、Mavic 2 Zoomが選ばれる条件となっています。
今回は、セキド DJI 横浜ベイサイド店に併設する「ドローンフィールド」にあるグラウンドの照明を撮影対象として、ズーム機能の実際の映像をご覧頂きたいと思います。
まずは、照明から10mの位置から撮影
次に、照明から5m離れた位置から撮影
いかがでしたでしょうか。
撮影対象まで5mまで近づいて、ズーム機能を使って撮影すると、照明の電球一つ一つを確認することができます。
実際の利用シーンに合わせて、ズーム機能をイメージして頂けると思います。
3. 今後の活用事例
今回は、高い所に設置された照明の電球を撮影して比較しました。
実際の環境や撮影対象とは違いがあるかと思いますが、実際に家屋の屋根や外壁の修理の際に、事前調査として利用される事例も増えています。
ズームレンズが搭載されたことによって、空撮はもちろん、調査・点検といった業務で活用される場面もどんどん拡大していくことを感じます。
Mavic 2 Zoomの機能について、気になる点がありましたら、ぜひお店まで遊びに来て頂き、無料体験会にもご参加ください!