防災・減災
ドローンの防災減災への利用
激増する自然災害に対応するため防災や減災対策へのドローン活用は行政機関や自治体レベルでも進んでいます。DJIから防水防塵に対応したドローンMATRICE200シリーズの登場により差し迫った状況でも安全に上空から調査や捜索支援が可能になりました。
1.人命救助
ドローンによる人命救助では、特に捜索段階で威力を発揮します。 DJI ZenmuseXT2赤外線カメラとZenmuseZ30光学ズームカメラを搭載したMATRICE210シリーズを用いた人命捜索は既に各種災害にて実績を積み重ねており、現場にはなくてはならないツールとなっています。
【 ドローンを活用した捜索から発見後の初期対応の例 】
- M210シリーズに赤外線カメラ、光学ズームカメラを搭載しフライト
- 赤外線カメラを使用し体温を可視化し捜索活動を行う
- 対象を発見し、光学ズームカメラによって容体確認を把握
- 場所(緯度経度)を特定
- 物品投下装置を組み込んだPHANTOM4シリーズにライフジャケットなど救急キットを搭載
- 自動操縦を使用し特定した場所上空にて救急キットを投下
ソリューションに役立つ商品
DJI Zenmuse Z30 ジンバル & 光学ズームカメラユニット
2.被災現場のデータ化
被災した現場では復旧作業や捜索活動により地上ではデータ化作業はどうしても後回しになってしまいます。ドローンを使用することにより被災現場を3Dデータ化し、復旧計画に活用します。既に土砂崩れ現場などではドローンによる空中写真測量技術を活かして土量計算などが行われています。また、行政機関だけではなく損害保険手続きにドローンは広く使用されています。普段見えない家屋上空を撮影することにより迅速な保険手続きを支援します。
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